中国経済の成長とともに中国に滞在する日本人の数はこれまで右肩上がりで増加してきた。外務省によれば、海外在留邦人が最も多い国は米国だが、2番目に多いのが中国だ。中国メディアの捜狐は21日、中国は日本人にとって米国に次ぐ第二の「目的地」になっていると主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人の多い中国の都市を紹介した。上海、北京は当然のことだが、蘇州と広州も比較的多いそうだ。蘇州は上海に近く、広州は「中国の南門」だからと説明している。

 それにしても、なぜ多くの日本人が中国に向かい、中国で暮らしているのだろうか。記事は「2つの理由」が考えられると分析している。まずは中国経済の発展と日系企業の積極的な中国進出により、中国が欧米以上に「成功へのチャンス」が多い国になっているためと紹介した。

 もう1つの理由は、「中国が海外の人材に好条件を提示している」ためで、日本からも多くの優秀な科学者が中国に集まっているとした。中国は豊富な資金を背景に、海外の優れた人材に向けて仕事や研究に没頭できる環境を提供しているようだ。

 記事の分析によると、中国には日本人を引き付ける魅力があるということになるが、実際には駐在など仕事のためにやむを得ず中国に滞在している人の方が多いのではないだろうか。しかし、優秀な人材が中国に流れているというのも揺るぎない事実であり、日本としては頭脳流出に警戒する必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本人が「米国に次いで目指す目的地」、それは中国だ=中国報道