外でラーメンを食べる際、やはりカスタマイズやトッピングはこだわりたいもの。現在ツイッター上では、あまりに「魔改造」されてしまった驚異のラーメンが話題となっているのをご存知だろうか。

【話題のツイート】いくらなんでも予想外すぎるだろ…


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■注文したら提供されたのは…

注目を集めているのは、ツイッターユーザー・篝火さんが投稿した一件のツイート。こちらの投稿には、ラーメン屋店頭で撮影したと思しき写真が添えられていたのだが…卓上に置かれたラーメンが明らかに異彩を放っているのだ。

海苔マシマシラーメン

ツイート本文にて「はやとさんに後ろから海苔10枚の食券3回押されてバケモンみたいな麺でてきた」とつづられていたように、件のラーメンには夥しい量の「海苔」がトッピングされており、もはや「トッピング」のレベルを超越し、完全に海苔がメインの状態と言える。


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■「例の奥義」に激似と話題に

インパクトの凄まじさから件のツイートは投稿からわずか数日で2.7万件以上ものRTを記録し、他のツイッターユーザーからは「このラーメン食べてみたいわ」「これは男の浪漫」「海苔にスープ全部持ってかれそう」「綺麗にトッピングしてくれた店員さんを褒めたい」といった具合に、反響の声が多数寄せられている。

また大量の海苔が「渦を巻いている」という印象的な風貌をしていることから、漫画『呪術廻戦』に登場する極ノ番（奥義のようなもの）「うずまき」を連想した人も少なくないようだ。

果たしてこちらのラーメンはどのような経緯で誕生したのか。そもそも無事に完食できたのか…。誰もが気になって仕方ないであろう疑問をツイート投稿主・篝火さんにぶつけてみたところ、驚愕の事実が明らかになったのだ。

■店側の真摯な姿勢にホッコリ

「はやとさんは私が趣味でやっているゲームの界隈で繋がった年上の友達です」と、まずは本文にあった「はやとさん」との関係性について説明してくれた篝火さん。

はやとさん含む友人数名と神奈川県にある某ラーメン屋を訪れた際、はやとさんが券売機のボタンを突如猛プッシュし始め、件のヘビー級ラーメンが誕生してしまったそうだ。

注文後の様子については「ラーメンが着丼したときは友達も『やば！』と叫んで笑っていました」「店員さんはすごい数の海苔の注文なのに、ちゃんと1枚1枚数えて調理してくれました」と振り返っており、情景を想像するだけでも微笑ましい様子が伝わってくる。

ちなみに海苔は約30枚もあったため、スープに浸して食べる、チャーシュー丼と一緒に食べるといった具合にアクセントをつけて食べ進めていたのだが、やはりソロでの討伐は無理ゲーだったため、篝火さんは「友達に5枚食べてもらいました」ともコメントしている。

もちろんラーメンはしっかりと完食したそうなので、安心してほしい。なお、こちらのラーメンを「魔改造」せずに注文した場合はというと…。


■ビフォーアフターが衝撃的すぎる

心のどこかで「いやこれ、デフォルトで海苔が多いラーメンなんじゃね…？」と邪推がよぎった人もいるかと思うが、篝火さんが同店で以前撮影したというラーメンの写真を見せてもらうと、そこには「質実剛健」の4文字がピッタリな安定感のある家系ラーメンが写っていたのだった。

海苔マシマシラーメン

ラーメンのトッピングというと、チャーシューやメンマの人気が高い印象を受けるが、普段とは違ったテイストを求めるならば、海苔をマシマシにしてみると、新たな扉が開けるかもしれない。

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（取材・文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）

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