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 モフモフの毛におおわれたドラゴンみたい。いつポケモンのモデルになってもおかしくないファンタジー感満載なオオミミヨタカ。

 その特徴は、角にも耳のようにも見える頭上にある冠羽(かんう)だ。もしこれが羽毛じゃなくてウロコだったら爬虫類っぽく見えるね。

 実際に擬態上手なオオミミヨタカは、落ち葉に擬態できるだけじゃなく、クサリヘビに擬態しているという説もある。

【画像】 擬態上手でドラゴンみたいなオオミミヨタカ

GREAT EARED NIGHTJAR.... A rare species of nightjar family.

 ファンタジーの世界にのみ存在する、伝説のドラゴンのようなルックスをしたオオミミヨタカは、主に東南アジアの亜熱帯、湿った低地の熱帯林に生息する。

 体長は31cm~41cmと、ヨタカ科の中では大きい方だ。

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 ヨタカは夜行性であるため、暗闇に覆われて森を歩き回っています。見た目だけでなく、林床に巣を作り、赤ちゃんはすべての葉でカモフラージュされているのが特徴です

 他のヨタカ科同様、オオミミヨタカも夜行性だ。暗闇に紛れて森の中を歩き回る。体の色が茶色っぽいのは落ち葉そっくりに擬態する為だ。

 一説によると落ち葉だけでなく、毒蛇であるクサリヘビに擬態しているという。

 オオミミヨタカは木の枝に対し平行にとまる。羽の音を立てずに静かに飛ぶことができる。以下の動画は木に止まっている所だ。クリーチャー感が半端ないね。

Great Eared Nightjar

 巣は地面に穴を掘ってつくり、1度に1つの卵を産む。ヒナは落ち葉の間にうまく隠れることができるそうだ。

Nesting Philippine Nightjar (Coolpix P1000, in 4K)

 
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伝説のドラゴンみたい。ファンタジー世界から抜け出てきたような鳥、オオミミヨタカ