『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)第8話が23日に放送。全編バトルに次ぐバトルで天井知らずの盛り上がりを見せる第8話では、眠ったまま戦いに参戦し、堕姫に怒りの一撃を放った我妻善逸の本来の性格に、視聴者から「久しぶりにカッコイイシーンに鳥肌」「ほんとイケメン過ぎるw」など絶賛の声が届いている。

【写真】上弦の陸に立ち向かう音柱・宇髄天元と“継子”たち

 第8話「集結」では、本格化する上弦の陸との戦いで苦戦を強いられる宇髄天元のもとに、竈門炭治郎嘴平伊之助、善逸が加勢。眠ったまま「夜が明けるまで生きてた奴はいないわ」という話し声を敏感に察知した善逸は、宇髄に攻撃しようとした堕姫を“霹靂一閃”で上空に跳ね上げる。「お前…!! あの時の!!」と京極屋での一件を思い出す堕姫に、静かなトーンで「耳を引っ張って怪我をさせた子に謝れ」と話しかける。

 自分に自信が持てず、臆病で卑屈な善逸。コメディ色の強いキャラクターだが、睡眠状態で見せたのは本来の戦闘の実力だけでなく、身分差をよしとしない現代的な性格の本質だった。普段とのギャップに“やられた”視聴者も多く、「3人格好良く登場する場面でも女装のまま これが人気投票1位の男、善逸」「そういう時代だったということも事実なので…なおさら善逸の価値観の特異さが際立ちますねぇ」「本当女の子に優しくて好き。基本的人権にまで言及するとは」「寝てる善逸が一番ヒーローみたいな事言っとるやんけwww」「もうずっと寝てて善逸!」と絶賛。同時に「鼻提灯出てるのにw」「すごくいいシーンなのに…鼻提灯のせいでつい笑っちゃうんだよな」など鼻提灯への突っ込みも多数寄せられた。

 クライマックスに向け、天井知らずの盛り上がりを見せている本作。全編通してバトルが展開された第8話も予想を超えるアニメーションクオリティで、宇髄と妓夫太郎の戦闘描写を中心に省エネのない作画に「圧巻の戦闘シーンufotableの圧倒的作画力に感服するばかり」「いつも以上に戦闘シーンの作画が映画レベルで良すぎて本当に制作会社ガチャや脚本・監督ガチャに勝利した恩恵をビシビシ感じる」など視聴者を驚かせている。また、宇髄の音の呼吸・伍の型「鳴弦奏々」、妓夫太郎の鬼気術「跋弧跳梁」の映像化にも喜びの声が上がっている。

『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』第8話場面写真 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable