自分の好きなものを否定されたら、気持ちよくはないだろう。海外には怒りを募らせて、とんでもない行動に出てしまう人がいるようだ。

 ​>>愛人の遺体を道端に捨てた48歳の男が逮捕 死因は「性行為後に病気で突然死亡した」と主張<<​​​

 アメリカ・インディアナ州で、女性の飲み物に車のウォッシャー液を混ぜて毒殺したとして、同州警察がルームメイトの男を逮捕したと、海外ニュースサイト『abc news』『New York Post』などが1月15日までに報じた。

 報道によると2021年5月末、同州在住の当時64歳の女性が意識不明の重体で病院に搬送されたという。医師らが原因の特定に手間取る中、5月30日に女性のルームメイトの59歳男が警察に自首。「女性の飲み物にウォッシャー液を入れて飲ませた」と話したそうだ。翌日、治療のかいなく、女性の脳死が宣告された。女性の家族が生命維持装置を外す決断をし、死亡が確認された。

 女性の死因はメタノール中毒だそうだ。メタノールアルコールの一種だが毒性が強く、工業用の溶剤、洗浄液、燃料などに使われている。誤って飲用すると、吐き気、目まいの症状が出る。摂取量が多いと、失明、昏睡状態に陥り、命の危険もあるという。

 女性の死亡を受けて、警察は女性殺害の容疑で男を逮捕した。警察の調べによると、男は女性のルームメイトで、女性を「ベストフレンド」と称しているそうだ。2人は過去、恋仲になった時期も。男が酒豪で女性は下戸だったこともあり、女性が男の酒豪っぷりを非難し、よく言い争いをしていたという。

 起訴状によると、男は女性から軽蔑されていると感じ、徐々に恨みを募らせ、殺害を決意した模様。当初男は、女性が定期的に飲むソーダ水に目薬を入れたが、女性は下痢をする程度で、すぐに回復したそうだ。

 5月の初めごろ、男は女性の部屋に入り、ワイパー用のウォッシャー液の大ボトル(約3.8リットル)があるのを発見。このウォッシャー液を、女性がストックしていた2リットルソーダ水ボトルに混ぜたという。ソーダ水を飲んだ女性は具合を悪くし、たびたび病院へ駆け込んだ。その後も男は女性のソーダ水にウォッシャー液を入れ続けたそうだ。

 のちの家宅捜査で、警察は、ほぼ空のウォッシャー液のボトルを見つけている。男によると、ウォッシャー液は満タンの状態で使い始めたと話しているという。警察は殺人罪で男を起訴した。最近になって開かれた裁判では、男はおおむね容疑を認めているが、殺意は否認しているようだ。男の代理人弁護士は、男に精神的な問題があるとして、罪に問えるか専門家の意見が必要と主張している。次回の審理は1月20日の予定だ。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「飲酒を非難されたくらいで、人を殺すなどあり得ない」「ルームメイトの部屋に無断で入る男は絶対にイヤだ」「ベストフレンドに毒を盛るとか理解不能」「ここまでしつこくウォッシャー液を飲ませ続けたら、殺す意図はあるだろう」「死人に口なし。動機は他にありそう」「ウォッシャー液を混ぜても、味は変わらないのか?気づきそうだが」「仲良しの相手でも人格否定はだめだ。言い方には注意しないと」など、様々な声が上がった。

 仲が良いからこそ、率直に何でも言い合える相手のはずだ。そんな相手から気に入らないことを言われたくらいで行き過ぎた行動に出れば、取り返しのつかない結果を招いてしまう。

記事内の引用について
Indiana man allegedly killed roommate with windshield fluid(abc news)より
https://abcnews.go.com/US/wireStory/indiana-man-allegedly-killed-roommate-windshield-fluid-82273677
Indiana man allegedly killed roommate by spiking her drinks with wiper fluid(New York Post)より
https://nypost.com/2022/01/15/indiana-man-thomas-holifield-poisons-roommate-spikes-drinks-with-wiper-fluid/

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