給食

もしメインのおかずが、小さなナゲットだけだとしたら…。子供から送られた給食の写真に父親が衝撃を受けたこと、そして写真をSNSで公開し話題を集めたことを、『The Sun』などの海外メディアが報じた。


■給食の写真にショック

アメリカで暮らす男性が、10代の息子から「給食のメニューがとにかくひどい」という話を聞き、心配になった。

そこで写真を送らせメニューを確認したところ、トレーにあったのは白米、ミニサイズのチキンナゲット4個、ミニキャロット数個、ソース、そして飲み物だけだったという。

驚いた男性は写真をSNSで公開し、「給食は無料になりました」「でもこんなに量が少ないんです」などと書き込んだ。


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■写真公開で騒動に

「無料とはいえ、このメニューはあり得ない」と激怒した男性は、「家では十分に食べることのできない貧しい子供もいます」「そういう子たちにとって給食は頼みの綱なのです」と主張。この写真が物議を醸し、学校にも多くの批判コメントが寄せられた。

託児所で勤務していたという人物もコメントを書き、「これは幼児が食べる分量と同じ」と指摘。「十分な量だと思う」「バランスも問題ない」と思った人はいなかったようだ。

■学校側の主張は…

批判が殺到しあわてた学校は、「野菜・果物は一度ならおかわりができます」「チキンナゲットはあと1個もらえます」などと釈明した。それでも生徒や保護者が納得しないのは理解できるとして、不満点を話し合うグループを作ったことを公表した。

男性も、さっそく息子と一緒にグループへの参加を決めたという。


■「給食は美味しかった」5割近く

しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女3,140名を対象に調査を実施した結果、全体の47.3%が「学生時代に食べていた給食は美味しかった」と答えた。

学生時代の給食は美味しかったと思う人の割合

半数以上は苦手、もしくは好きではなかったとみられるが、日本の給食は栄養バランスも良く質も非常に高い。カロリーや栄養を細かく記した献立表を配布し、給食の写真を定期的にホームページにアップしている学校もある。好き嫌いが激しい子供もいるが、日本ほどレベルの高い給食を出す国は多くはないのかもしれない。

この男性の息子が通う学校も、メニューについてしっかり考えていくとのこと。「今日はお腹いっぱいだ」「おいしかったね」と、子供たちが喜ぶ栄養満点の給食が出る日は来るだろうか。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)

給食メニューは白米とおかず2品 「しょぼすぎる」と激怒の保護者が写真公開し物議