2022年1月15日、南太平洋に位置する島国トンガ沖合の海底火山で、噴火が発生。
日本の広範囲で津波警報や注意報が発令されるほどの大規模な噴火であり、トンガは大きな被害を受けました。
今回の災害を受け、日本は国際緊急援助活動として自衛隊を派遣。大量の飲料水を届けるなど、支援を行っています。
トンガから日本に「ありがとう」のメッセージ
同月27日、トンガについての情報を発信している、在トンガ日本大使館のTwitterアカウントが数日ぶりに更新。
現地での噴火被害の情報を届けるとともに、日本に向けたメッセージを投稿しました。
【お知らせ】
— 在トンガ日本大使館 (@japanintonga) January 27, 2022
1月17日のツイートは、噴火前に設定した予約ツイートでした。噴火による通信障害で予約を解除することが出来ず、混乱させてしまい申し訳ありませんでした。しかし同時に、多くの方からトンガを心配するコメントを頂き大使館館員一同胸が熱くなりました。ありがとうございました😆#トンガ pic.twitter.com/g5M69879N8
同月17日に、日本大使がトンガの保健相を尋ねる様子を投稿していた、在トンガ日本大使館。
そのため多くの日本人から「現地は大丈夫ですか?」「現状が心配です」といった声が寄せられていました。
事前に予約していた投稿に心配する声が寄せられたことを受け、同アカウントは「心配するコメントをもらい、胸が熱くなりました」とお礼を告げたのです。
幕にはトンガ語で「Malo aupito(ありがとう)」、そして日本語で「ありがとう日本」と書かれています。きっと、多くの人の気持ちが伝わったのでしょう。
岸田文雄首相は、「日本政府として復旧、復興のため、できる限りの支援をしたい」とコメントをしています。
津波の恐ろしさや、復興がいかに大変かは日本がよく知っているはず。トンガの人たちが1日でも早く日常を取り戻せるよう、協力したいですね。
[文・構成/grape編集部]
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