赤ちゃん

スーパーのレジで、いきなり他人に「あんたの子供を買いたい」と言われた女性。「お金ならたっぷり払う」と迫られ逃げたこと、その後に女が逮捕されたことなどを、『New York Post』などアメリカメディアが伝えている。


■「この子を買いたいわ」

アメリカ・テキサス州で暮らす母親が、幼い子供2人を連れてスーパーに買い出しに行った。必要なものをカートに入れ終え、セルフレジで支払いをすませて帰るだけというとき、友人らしき人物と一緒にいたひとりの女(49)が母親に接近した。

女はこのとき下の赤ちゃんをじっくり確認し、「金髪で青い目なのね」「私、この子を買いたいわ」などと言い始めたという。


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■金額提示で求められ…

ふざけていると思った母親は笑いながら話を聞いていたが、女は「25万ドル(約2,845万円)ならどう?」などと具体的な金額を提示し、強引に交渉を迫ったという。

母親は怖くなり「いくら出されても売りません」「息子に近寄らないで」と伝えた。それでも女は「この子なら完璧なのよ」と食い下がり、なかなかあきらめようとしなかった。

■執拗だった女

さらに女は、「この子、なんて名前?」などと質問を連発。母親は離れて駐車場に向かったが、女はすぐに追いつき「なら50万ドル(約5,690万円)でどうかしら?」と大声を上げた。

「その子が欲しいの、だから手に入れるつもりよ」と叫ぶ女から逃げようと、母親はあわてて車のエンジンをかけ、その場を後にした。


■人身売買ビジネスか

通報を受けた警察は、現場に設置してある防犯カメラの映像を確認。すぐに女の身元特定に成功し、話を聞くため自宅に向かった。女は警官の訪問に驚き、「私は盗人は嫌い」「話なら弁護士にしてちょうだい」などと言ってすぐにドアを閉めたというが、逮捕は免れなかった。

その後に保釈金を支払い家に帰ったが、裁判で有罪が確定すれば懲役2~10年の実刑判決、さらには罰金の支払いを命じられる可能性があるという。

女は赤ちゃんを手に入れ育てたかったのか、それとも人身売買ビジネスの“商品”にしたかったのか。動機についてはまだ分かっておらず、「精神鑑定が必要なのでは?」という声もあがっている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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