中国は人びとが豊かになると同時に「肥満率」も上昇している。中国の国家衛生健康委員会(NHC)によると、適正体重を超えている人の割合が、2002年には29%だったところ、2020年には50%を超えたという。実際、中国では夏になると腹出し族(北京ビキニ)が続出するが、大抵はビール腹の上に服をまくり上げている。

 その点、日本は中国よりも早く豊かになったのに、肥満率が中国ほど高くないのはなぜだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「日本人ダイエット法は学ぶに値する」と題する動画を配信した。この動画を配信しているのは、学校で食品分野を学んだという中国人男性で、日本人が痩せているのは「食べ物のおかげだ」と紹介している。

 男性は動画で、中国人は一般的に「痩せている人を見ると、運動のおかげ」と思うものだと紹介する一方、日本人は意外と運動をしていないと紹介した。日本人は運動によってではなく、健康的な食習慣のおかげで適正体重を維持しているとし、「日本人の食生活を真似たら痩せる」と説明している。日本人の食習慣にはいくつかの特徴があり、「自炊すること」、「使う食材」、「調理方法」、「調味料」の4つが中国と違っているとした。

 まず、日本は外食が高いので自炊する人が多い。学校や会社にも弁当を持参する習慣があって健康的だ。また魚のようなカロリーの低い食材を好み、たくさんの種類の食材を少しずつ食べているのが良いとした。調理方法も、中国のように強火でたっぷりの油を使って揚げるように炒めるのと違い、ほとんど「蒸すか煮るか」で、味付けもだしを利かせて薄味だとしている。

 この男性は結論として、「中国人はおいしさを重視、日本人は健康を重視」と食生活の違いをまとめた。ヘルシーでさっぱりした日本の食事は、中国人には物足りないようだが、できる範囲で真似して健康な体を手に入れようと締めくくっている。中国でも近年日本料理店が増えており、健康的な日本人の食習慣は高く評価されているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

そういうことか! 日本人が中国人ほど「太っていない」理由=中国