ニューテックは、Seagate Technologyのブロック・ストレージ・システム「Exos CORVAULT」の販売を2月1日に開始する。

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 Exos CORVAULTは、自己修復機能を備えた高性能のブロック・ストレージ・システムで、データセンター環境とマクロエッジ環境に適した数ペタバイト規模の容量、99.999%の信頼性、ハイパースケールでの効率性を提供する。最大のデータ密度を実現しながらメンテナンスを自動化し、電子廃棄物を削減する次世代のストレージ・インテリジェンスとなる。

 最高密度の4Uシャーシには、18cmのラックスペースに106台のドライブを取り付けることが可能。振動や音響による干渉、熱、電力異常などからドライブを保護することで、最高の性能を発揮する。

 CORVAULTは、Seagateのストレージ・アーキテクチャーを基礎とするSAN(ストレージエリアネットワーク)レベルの性能を提供するストレージで、VelosCT ASIC、イレイジャー・コードデータ保護、Autonomous Drive Regeneration(ADR)を組み合わせた。Seagateが開発したADRにより、ドライブを手作業で交換することなく、その場で新しくできる自動修正システムを備えている。ドライブを再構成して異常のある部品を取り除くことで、大部分のドライブを使える状態に戻す。

 また、ADRドライブは廃棄ではなく再利用されるため、コンピューターの電子廃棄物による環境負荷も低減できる。

 Seagateの新しいVelosCTチップにより、システムのデュアル・ストレージ・コントローラーが駆動し、全てのドライブ・アクチュエーターを同時に最適化。この技術により再構築の時間を大幅に短縮し、SeagateのAdvanced Distributed Autonomic Protection Technolog(ADAPT)がすべてのドライブにデータを分散させることで、性能を犠牲にすることなく確実にデータを保護することができる。

Exos CORVAULT