数多くの偉業を成し遂げ、まさに「前人未到」の4文字が相応しいロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手。中には大谷選手の偉業があまりに「前人未到」過ぎて、いかに凄まじいかがピンと来ない人もいることだろう。
現在ツイッター上では、その凄まじさが如実に分かる「店頭パネル」が話題となっていることをご存知だろうか。
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■何かがおかしい金メダル
注目を集めているのは、梶本時代さんが26日にツイッターにて投稿した一枚の店頭パネルが写った写真。
こちらは大谷選手が愛用しているマットレス商品を展開する企業「西川株式会社」のパネルで、大谷選手が同社の商品『AiR SX』(エアーSX)を手にしたデザインとなっている。
思わず「おっ」と足を止め、しげしげと眺めたくなるデザインのパネルだが、注目を集めているのは大谷選手の胸元。据え付けられた金メダルには「祝 おめでとう!」と、あまりにフワッとしたお祝いの言葉がつづられていたのだ。
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■「祝福の二刀流」だった説が浮上
通常、こうしたお祝いのメッセージでは「祝! 金メダル」「祝! 全国大会出場」といった具合に、「祝」の次に「達成した事柄」などが来ると相場が決まっているため、違和感を覚えた人も多いことだろう。
実際、ツイート投稿主・梶本さんも「大谷翔平、偉業を成し遂げすぎて『祝 おめでとう』って言われてて草」と自身の思いをつづっており、同ツイートは投稿から2日足らずで2,000件ものRTを記録していたのだ。
他のユーザーからは「おめでとうが祝福されているみたいですね」「腹痛が痛い、みたいな感じ」などのツッコミの声が寄せられている一方で、「これは祝福の二刀流だよ」といったフォローも散見された。
そこで今回は、件の「祝 おめでとう!」をめぐり、西川の営業企画部に直撃取材を実施したところ、なんとも意外な事実が明らかになったのだ。
■事情を聞いたら思わず納得
大谷翔平、偉業を成し遂げすぎて『祝 おめでとう』って言われてて草 pic.twitter.com/ve30jm6RB1
— 梶本 時代 (@uni_iga_iga) January 25, 2022
担当者に話を聞くと、件の店頭パネルは以前より展開していたものだが、「祝 おめでとう!」と書かれた金メダルのシールが貼られ始めたのは、昨年12月の上旬ごろと判明。
「祝 おめでとう!」のフレーズが採用された経緯について、担当者は「こちらのシールを貼り出した時点では、まだ大谷選手の受賞される可能性のある賞が残っていたため、期待を込める意味で『おめでとう』という言葉を使用させて頂きました」と回答してくれた。
また、具体的な賞の名前を使用する場合、広告として権利関係の問題に抵触してしまうケースも考えられるため、今回はシンプルかつ分かりやすい「おめでとう」が採用されたという。
一風変わったメッセージについて、横断幕の製作を請け負う企業数社にヒアリングしたところ、やはり独特な表現ではあるのは間違いないが、横断幕などに入れるお祝いのフレーズについては、贈る側の「気持ち」や「希望する言葉」を何よりも優先とすることが判明。
件の「祝 おめでとう!」がシンプルすぎることは否めないが、メッセージに込められた背景を知った上で眺めると、西川の真っ直ぐな気持ちが伝わってくるものである。
■「眠りのコンディション」を高める方法
今回パネルが話題となった西川は大谷選手のコンディショニングを「眠りの面」からサポートしており、大谷選手は日頃から、同社のコンディショニング・ギア『エアー』シリーズの各種アイテムおよび、西川のオーダーまくらを愛用中。
同社では22日より、東京「日本橋西川」の展示スペースにて大谷選手の愛用する寝具やソファを展示しているので、眠りの質を高めたい人はぜひ一度立ち寄ってみてほしい。
なお、こちらの展示は全国の百貨店でも展開予定となっている。
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