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オミクロン株の急激な感染拡大のため、主催者側は稽古の段階から、出演者やスタッフに“外での飲食はなるべく控えてほしい”と注意喚起していました。ですが、13日からの神奈川公演開始前に公演関係者の陽性が発覚したため、神奈川で予定していた4日間の公演はすべて中止になりました」(演劇関係者)

ドラマや映画、舞台で大活躍中の古田新太(56)。現在は主演舞台「ロッキー・ホラー・ショー」のステージに立っている。

「73年にロンドンの小劇場で幕を開けた伝説的作品で、熱狂的なファンをもつカルトミュージカル。古城を舞台に城主と人造人間、カップルたちの破天荒な愛と欲望を描いたものです。古田さんは2017年に続いて、5年ぶりの登板となります」(前出の演劇関係者)

古田はインタビューでこの作品についての思い入れを熱く語っている。

「そもそも『R.H.S(ロッキー・ホラー・ショーの略)』みたいなことがやりたくてこの世界に入って、いまだに『R.H.S』みたいなことをやりたいなと思い続けている」(『ローチケ演劇宣言!』21年12月11日付け)

しかし、主演の古田は、主催者側の注意もどこ吹く風だという。

「古田さんは神奈川公演が中止になる前も後も飲みに出歩いているようです。飲み歩きは彼の“ライフスタイル”だそうです」(芸能プロ関係者)

■「お酒、たばこ、芝居、どれも辞める気がない」

そんな古田は19日放送の『突然ですが占ってもいいですか?SP』(フジテレビ系)に出演した際、ポリシーとして携帯電話を持たない理由をこう語っていた。

「本当に縛られるのがイヤで。誰かに呼び出されるとかが面倒くさい」

と打ち明け、一度携帯電話を事務所に持たされたエピソードを告白。

「まだ大阪にいる頃で、関西テレビに入ろうと思ったら電話鳴って。『はい』って言ったら『大丈夫ですか?』って(マネージャーに)言われてムカッとしてパーンと捨てた。いるんだもん、テレビ局の前に。そんなことのためにコレ(携帯)を持つのか俺は…と思って」

それ以降、携帯嫌いに拍車がかかり、二度と持つことをやめたというのだ。

前出の舞台関係者は言う。

「古田さんは典型的な職人気質の役者さんなんですよね。自らのライフスタイルにこだわりが強いんです。今回の舞台で、神奈川公演の中止後も古田さんが飲みに出歩いているという話が主催者側に伝わり、“本当に勘弁してください。舞台はこれからなんですから”と懇願されたそうです。どれだけ古田さんの心に響いているのか…」

1月6日、『日刊スポーツ』のインタビューで古田は「(大好きな)芝居とお酒とたばこの中ならどれを選ぶか?」と聞かれ、キッパリこう語っている。

「どれかを選ばないとってなったら、死にます。ハイ。お酒、たばこ、芝居、死ぬだったら、死ぬを選びますね。どれも辞める気がないので」

主演舞台は1月29日、30日は広島、2月は北九州、東京で開催される。無事、完走できることを切に願うばかりだ。