オアフ島の東南部に位置する入り江にあるハナウマ湾。
サンゴ礁が広がり、きれいな色の魚が波打ち際までたくさん泳いでいる。
ロコはもちろん、旅行者で賑わうハナウマ湾は、海洋保護区として管理されています。
波も穏やかなため、子どもからシニアまで楽しめる。
今回は、ハナウマ湾でシュノーケリングした体験をご紹介します。


おすすめの行き方はTheBus





ハナウマ湾までは、トロリーバスは運行していません。
トロリーで近くまで行くことはできますが、ここで途中下車は禁止されています。
レンタカーで行く場合は駐車場に注意。
朝のうちに駐車場はいっぱいになり、出庫待ちの列ができるほどです。

22番バスの始発駅から乗って行くことをおすすめします。
ワイキキからハナウマ湾までは乗り換えなしで約30分~40分程。
どの手段よりリーズナブルにさくっと行けます。

TheBusが不安な方は、送迎してくれるツアーもあるのでそれを利用するといいでしょう。

ハナウマ湾に着いたら、まず始めに入場料(大人$7.50)を払いましょう。
その後、海洋教育センターで、ハナウマ湾の環境についての教育ビデオ(約9分)を見ます。
これは全員に義務付けられています。
ハナウマ湾に遊びに来たのだから、これはしっかり見て学んでおきましょう。
日本語通訳のレシーバーもあるので、英語が不安な方でも大丈夫。

ビデオでハナウマ湾のことやルールがわかったら、さっそく海へ!
シャワー、更衣室、トイレが完備され、シュノーケルセットのレンタル、スタッフが管理するコインロッカーがあるので安心です。




海にはかわいらしい魚がたくさん!





ハナウマ湾にはサンゴ礁が広がっています。
このサンゴ、残念ながらほとんど死滅していますが、そのまわりにはたくさんの魚たちがいます♪

キイロハギ、シマハギ、レモンバタフライは波打ち際まで泳いでいるのですぐに見つけられますよ!
魚たちは人に慣れているので、静かに見ていると逃げていきません。
ビーチの真ん中あたり、サンゴの無い場所は、人は多いけれど魚は少なめ。
おすすめは、海を正面にして左側。
ここにはたくさんの魚がいるわりには人が少ないので、ゆっくりと魚を見られますよ。

サンゴの周りには魚がたくさん!
潮が比較的高い日は、魚を見ながらサンゴの上をゆっくりと泳いでいくのもいいです。
手足はあまり動かさず、ゆっくりと進んでいくと、魚と一緒に空を飛んでいるような気分。
湾の手前には小さな魚。
沖の方に行くにつれ、大きな魚にも出会えます。
また、湾の右奥、左奥にはウミガメがいることも。
泳ぎが得意な方は、ウミガメを探しに行くのもよいですね。
ただし、魚に気を取られていると予想以上に沖に行っていることもあるので注意!


ハナウマ湾に行くとき、あるといいものは?





シュノーケルセットはレンタルできるので、水着とタオルと入場料さえあれば1日中楽めますが、いくつか知っておくといいことをご紹介します。

ハナウマ湾は、人で賑わうことや、午後になると風が出てくるので、海の砂が巻き上がり、水が濁ってきます。
そうするとせっかくのかわいい魚たちが良く見えなくなるので、午前中に行くことをおすすめします。

サンゴの近くには魚がたくさんいるので、どうしてもサンゴの近くを泳ぎます。
海面が低いと、サンゴの上を泳ぐとき、体がサンゴに触れることも。
サンゴで手や足を切ることもあるので気を付けてください。
わたしは以前、サンゴで指を切ってしまい、ライフセーバーの方に「救急車呼ぼうか?」と笑われるほど痛がってしまいました。
皆さまご注意ください!
それ以来、私はハナウマ湾で泳ぐときは軍手をしています。

TheBusで行くときは、帰りのバスに気をつけるように。
帰りは時刻表通りには来ません。
1~2時間はバス停で待つ覚悟を。
心配な方はタクシーを呼んでしまってもいいでしょう。



ハナウマ湾は、ハワイに旅するなら一度は行くべき場所。
色とりどりの魚たちと一緒に優雅に泳ぐのは最高の瞬間です。
ハナウマ湾の波のように、穏やかな気持ちになれること間違いなしですよ♪
ハナウマベイでシュノーケリング体験!運が良ければホヌにも会えるかも♪