このニュースは、ニコニコ超会議3超ユーザー記者0:23さんからの寄稿です。

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ユーザー記者の0:23です。

今回は超ボカロキャラ握手会を体験させていただきました!
Miku Miku Akushuというシステムを使用した握手会で、開発者のGOROman氏と、デザインエンジニアの白川氏にお話を伺いしました!

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■まず、体験してみた!

360度見渡せるバーチャル空間...
 僕はてっきり、目の前のディスプレイに、同じ画面が映り続けて、その場所にミクさんやらが現れるのかと思ってましたが、実際は360度、左右だけでなく上下まで空間が作られており、ちゃんと自分の首の動きによってその部屋を見渡す事が出来ました。これで、自分の見ている空間には自分とミクさんだけであることを確認できました。

可愛いキャラクターたち
 初音ミクGUMI、IAの3人のキャラクターと握手をする事が出来ます。みんな可愛くて、にやっとしそうでした。口元はヘッドマウント型のディスプレイに隠れていないので、にやっとしすしぎるのも危険です...w

・手が温かい
 私は当初、どうせ機械的な冷たい手に応じて画面の中でキャラが動くんだろう、とか思ってた訳です。ところが!「握手」を求めて、エンジニアの方は色々考えてらっしゃいました。詳しくは続きを。

■お話を聞いてみた!
ユーザー記者の柄本六歌さんと2人で取材をさせていただいたのですが、私は主に白川氏に伺ったお話を書こうと思います。

・手について
GOROman氏:開発当初は某有名大手通販サイトで売っていたマネキンの手で制作をしていました。でも、やはりそれでは「握手」とは遠い感覚で、握手してもぜんぜん嬉しくありませんでした。そこで白川さんに白羽の矢が立ちました。
白川氏:もしこれがリアルな触感だったら"完全に脳が騙されるのでは?"と感じ、脳が騙されるくらいのリアルさを追求しました。中にはちゃんと骨の形状をしたものが入っており、手自体の形とは別々に作ってあります。最後にファンデーションなどでお化粧をしてあげて、リアルさを追求してあります。また、今回からはヒーターで人肌に保温する機能を付け、触ったときに柔らかさ・温度を感じ「本物かな?」と錯覚させるようにしました。

・実現したらいいな、という未来はありますか?
白川氏:"パソコンに世界をインストールする"のではなく、"自分を世界にインストールする"みたいな世界。

・今後の映像(テレビとか)のあり方ついてはどうなると思いますか?
白川氏:3Dカメラや3Dスキャンとか3Dの性能はものすごく上がっており、新しいキネクトなんかは、数年前に何百万円もした産業用のスキャナと同じものがうちでとれちゃうような物なので、2020年には、空間全部放送するような、本当の3Dの放送になるのではないか。100m走なんかも、横に選手がいて、一緒に競争できたりして、「こんなに早いんだ」というようなことを思わせ、「本物のすごさ」をその場で体験できるような時代が2020年には本当に来ると思います。


・最後に一言お願いします!
白川氏:僕はソフトウェア側ではなくハードウェア側が主で形を作るような仕事が専門なのですが、GOROmanさんとご一緒させていただく中で「未来を作れる」と感じました。新しい技術と組み合わせて未来の体験というのをどうやったら追求できるか、触覚とか温度とかそういうところにスポットを当て、「錯覚を起こすような」というコンセプトで「未来感」を演出して行く事ができたらいいなと思っています。

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しっかりと「未来」のイメージを定め、それに向かって新しい事をしているGOROman氏と白川氏に脱帽です。帽子かぶってませんでしたが。
どんどん新しい技術を作れば良いという物ではなく、「その先で今度は何が出来るか」を見据えながら制作し、次に何をするかがはっきりとしている事は重要だと思います。

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私事ですが、僕は一人の高専1年生として、"技術者"について考えさせられました。GOROman氏や白川氏のように、「すごい・楽しい」というような未来の技術を目指して頑張りたいな、と強く感じさせられました。なんか複雑で難しくて常人には理解できないような技術ではあるけれども、こうやって多くの人に体感してもらって、喜んでもらえるような分かりやすい技術を作って人に喜んでもらうような人になりたいです。

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ニコニコ超会議3超ユーザー記者の0:23と申します。1日2回程度、皆さんの時計に現れるかと思います。もしかしたら12:23かもしれませんがそこは置いといてください。高専生です。
名前の読み方は何でも結構です。ちなみに最近では0:23(ぜろにーさん)とよく呼ばれます。
超会議3で記者として盛り上げられるように頑張っていますので、よろしくお願いします。
Twitter:@0h23m