マンチェスター・ユナイテッドイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドについてパートナーシップ契約を結ぶ『ナイキ』社との関係を中断したようだ。31日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

 グリーンウッドは30日に、恋人であるハリエット・ロブソンさんに対するレイプと暴行の容疑で逮捕されたと報道され、ロブソンさんの『インスタグラム』のアカウントを通じ、暴行の証拠となる写真や音声を投稿。なかには性的暴行を受けたとする内容も含まれており、この内容がSNS上で拡散されている。同選手は現在、グレーター・マンチェスター警察(GMP)から尋問のために拘留されている。

『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、マンチェスター・Uがグリーンウッドの尋問の結果が出るまで試合出場とトレーニングに参加しないことを発表したことを受け、ナイキ社も同選手との関係を中断すると発表。ナイキ社は、「私たちはメイソン・グリーンウッドとの関係を中断しました。我々は不穏な申し立てに深く懸念しており、状況を引き続き注意深く監視する」と声明文をリリースしていることを伝えた。

 また、GMPも以下の声明文を発表し、グリーンウッドに対する尋問のための拘留が延長されることを発表。

「容疑者は1月30日の午後に逮捕され、拘留されたままです」

「尋問は継続中で、被害者は専門家による支援を受けている。我々は、被害者の生涯匿名性の権利を損なう可能性のある画像の解説や共有を避け、積極的な手続きで調査が偏るリスクを避けるために注意喚起をします」

グリーンウッドがナイキ社との関係中断に [写真]=Getty Images