鎌倉・鶴岡八幡宮表参道である若宮大路沿いに店舗を構える、優しい微笑みの大仏さまとスタッフさんがお出迎えしてくれるプリン専門店「大仏さまのプリン」。神奈川県内や湘南など地元素材の魅力を生かしたプリンが人気ですが、冬季限定で「焼き芋ブリュレ」も誕生しました。そこで今回は、スイーツ好き筆者が、観光や参拝の前後に心身をあっためてくれる、できたてプリンカスタードとお芋の最高とろとろタッグを紹介します!



 



小町通りの隣、若宮大路沿いのプリン専門店「大仏さまのプリン」


鶴岡八幡宮からすぐ近く、若宮大路沿いに店舗を構えるプリン専門店「大仏さまのプリン」。同店の看板商品は「プリン」で、国宝の鎌倉大仏さまがモデルとされたロゴイラストが目印です。「凛々しいお顔の大仏さまも笑顔に変えるはず!」そんな風に多くの方に笑顔になってもらえたら、という思いが込められています。


神奈川県産や湘南産など地元の素材を使用し、化学調味料・保存料・添加物は不使用。超高級食材の天然のバニラビーンズを使って、素材と製法ににこだわっているのも特徴です。


定番の「なめらかプレーン」をはじめ、神奈川県産足柄抹茶を使った「濃厚足柄抹茶」、神奈川生まれのオレンジの「湘南ゴールド」、ライチ味の青いゼリーにホワイトチョコの貝殻と砕いたクッキーをトッピングした「湘南ビーチ」に加え、2022年1月訪問時には、季節限定として果肉がゴロッと入った「いちご」、カカオ62%のチョコにオレンジリキュールが香る「ビターチョコ」と、神奈川の味と風景の魅力を引き出す、合計6種類のプリンがラインナップされていました。


プリンは店舗奥の工房で手作り。店先には座布団が敷かれた椅子も備えられているので、プリンやプリンソフトクリームをその場でいただけます。


仕上げる様子にワクワク!冬季限定「焼きいもブリュレ」


今回注目したのは、そんなプリンを使った冬季限定の新しいおやつ「焼きいもブリュレ」(500円・税込)。注文すると仕上げる様子を見ることができて、甘い香りにわくわくです!


まずは温めた焼きいもに特製のプリンカスタードクリームをモコモコ絞ります。黒い粒粒の天然のバニラビーンズは目視できるくらいたっぷり!


次は大粒結晶のざらめ糖を惜しみなく! グラニュー糖ではないので、香りと食感を楽しめるのがポイントです。


バーナーで炙って、あっという間にキャラメリゼ!


焼きいもとプリンカスタードの二重の甘い香りが食欲をそそります! 芋の大きさによって2本や3本になるようで、食べやすいサイズに調節されています。


急いで撮影したらいざ実食!


出来上がりはあったかホッカホカ! その熱でプリンカスタードクリームがとろけていきます!


カスタードクリームは、大仏さまのプリンの「なめらかプレーン」がベースです。神奈川県の湘南の西にある足柄うまれの生乳100%の「きんたろう牛乳」と、厳選した国産卵、天然のバニラビーンズを使ったシンプルなプリンをベースにしたオリジナル開発の特製プリンカスタード


プリンカスタードは濃密にとろけ、芋の甘い香りと味わいにも負けない濃厚な甘み! 本当にバニラビーンズがたっぷりです! たまに、キャラメリゼがまろやかな甘みとほろ苦さで、カリカリ部分も楽しめます。


芋は絹のような食感と甘みが特徴の茨城県産「シルクスイート」を使用。試作するなかで、ほっくり系の芋に比べてプリンカスタードとの食感と味わいの相性が群を抜いていたそう。その選ばれしシルクスイートを焼きいもにして冷やして一層なめらかな蜜芋に……。


焼きいもの皮は極薄でサクッと切れて、芋とクリームがねっとりと融合。焼いた皮の香ばしさが洋風のスイートポテトとも違い、懐かしさがあり和心をくすぐります。袋の下には重力でクリームがたんまり溜まっているので、最後は芋にとっぷり付けて至福の締めくくり。


とろとろのプリンカスタードとシルクスイート、そして素材を大切にしている「大仏さまプリン」だからこそ良さを引き出した最強ほっこりスイーツ! 夏は冷やし芋との形で登場するのかも、とのことで今後も気になります! 由比ヶ浜と鶴岡八幡宮のパワーを感じながら、あったかな一寸一服をしてみてはいかがですか?


大仏さまのプリン
●住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-9-22
●営業時間:10:00~17:00(季節や地元行事によって変動あり
定休日:不定休
●交通「鎌倉駅」東口から徒歩約8分
●HP:https://daibutsusama-no-purin.com/
●お取り寄せ(BASE):https://dpurin.theshop.jp/


[all photos by kurisencho]

 

神奈川県鎌倉市・「大仏さまのプリン」焼きいもブリュレと看板