4コマのギャグ漫画をTwitterやInstagramで配信しているすがぬまたつやさん(@sugaaanuma)。「プリケツおじさん」や「孤独のイジメ」、以前ウォーカープラスで紹介した「脳筋ワトソン」など人気シリーズのほか、予想できないオチがおもしろい単発の作品も好評だ。2回にわたってすがぬまさんの作品を紹介してきたが、日々新作が生み出されていて、まだ紹介できていない人気作が多数ある。

【漫画】バリアの膜に腕を突っ込んだ男の子がとった行動とは(全18話)

今回は、最近配信された作品の中からいいね数が1万を超えた話題作をピックアップしてお届けする。

■独特な世界観にいつの間にか引き込まれる

まず、7.1万いいねがついた「はいバリアー」は、多くの人が子供の頃に鬼ごっこなどで捕まりそうになった時、使ったことがあるであろうあのバリアの話。ただ、すがぬまさんのバリアは一味違う。タッチされそうになった坊主の男の子が「はいバリアー!」と言うと、何か膜らしいものに覆われる。そこに腕を突っ込んだもう一人の男の子は驚くかと思いきや、「爆ぜろ!」と叫ぶ。と同時に爆発するのだ。

次元が違い過ぎる攻防はツッコミどころ満載で、「めちゃくちゃ深い。バリアに何度防がれたことか…」「勢いと間、笑いました」などとコメントが寄せられた。

また、「怖いウサギとカメ」は17.2万いいねがつき、大バズり。多くの人が知っている「ウサギとカメ」のように、最初はウサギとカメが競争している様子。しかし、2コマ目には寝ているウサギにトドメをさすカメの姿が。これだけでもタイトルに“怖い”とあるようにゾッとするが、本当の恐怖は4コマ目にあった。

カメがゴールした後に、トドメをさしたと思っていたウサギが何事もなかったかのように現れた。まさかの展開に「このあとどうなったかめちゃくちゃ気になる」「これは怖い」「4コマでここまで描けるのすごい」など、すがぬまさんの世界観に引き込まれる人が続出したようだ。

そのほか、探偵が推理を始めると犯人が「探偵さんに明かされるの癪なんで」とすぐに名乗り出る「真相解明パート」はいいね数が1万超え、卒業式でなかなか静かにならない生徒に対して校長がブチ切れて予想外の行動に出る「ブチ切れ校長」は3万以上のいいねがつくなど、話題作を輩出し続けている。

思わず声を出して笑ってしまうほどおもしろく、元気がもらえるような話をこれからも楽しみにしたい。

画像提供=すがぬまたつやさん(Twitter:@sugaaanuma)

文=重藤歩美(ウォーカープラス編集部)

「はいバリアー」より