2022年4月28日(木)~5月8日(日)六本木俳優座劇場にて、舞台『富士見町アパートメント2022の上演が決定した。

2010年、富士見町アパートメントの4つの部屋から生まれた、アパートの1室で繰り広げられる人間模様を描く4本の芝居が上演された。あれから12年、時は流れ時代は変わったが、富士見町アパートメントの1室から新たな芝居が生まれる。

今回上演されるのは、脚本:赤堀雅秋、演出:鈴木裕『海へ』河本準一アキラ100%、瀬尾タクヤ、本間日陽(NGT48)、大鷹明良の出演が決定している。

そして脚本:マキノノゾミ、演出:鈴木裕『フーちゃんのこと』中村雅俊、半海一晃、越後はる香が出演する。
 

【『海へ』概要】
山盛りの灰皿。食べ残しのカップラーメン。足の踏み場もなく散らかった部屋。
この部屋の主だった男、岡田勝は3日前に自殺した。
通夜の夜。勝の弟である岡田響(河本準一)は、遺品を片付けに訪れている。勝の同級生、伊藤(アキラ100%)と金子瀬尾タクヤは、金子が勝に貸した10万を探すために訪れたはずだが、一向に探す気配もなく、くだらない遊びで時間潰しをしている。
突然訪れる階下の住人大鷹明良、金子が呼んだデリヘル嬢ミカ本間日陽と、3人の喪服の中年男たち。通夜の夜は更けていく…。

 

『フーちゃんのこと』概要
愛妻に先立たれた秋山実智
半海一晃が1人で隠居暮らしをしている部屋。
時々様子を見に来ている孫の亜美が、昨日新宿でバッタリ会ったと言って、実智の旧友、藤田風太郎こと通称フーちゃん(中村雅俊)を連れて来る。
フーちゃんは、また一緒に組んで仕事をしようと実智を熱心に誘う。実は、実智の表向きの仕事は公認会計士だったが、本業はその世界では名の知れた詐欺師だった。
もう足は洗ったと断固断る実智だったが…。

 

『富士見町アパートメント2022』キービジュアル