2月3日は、邪気を払い無病息災を願う節分。そうした中、農林水産省の公式YouTubeチャンネルに投稿された「農林水産省的コンプライアンス豆まき」の動画が話題になっている。
■コンプラ遵守で豆まきしてみた
農林水産省的「コンプライアンス豆まき」とは、豆まきには「現代社会にはふさわしくない点がいくつかあるのでは?」と考え、同省の職員が考案したもの。
従来の豆まきは、素手で豆を触るため感染症対策にふさわしくない、豆をそのまま投げると地面に落ちて食べられなくなり食品ロスに繋がる、“鬼は全員悪者”と決めつけることは、差別にあたるかもしれない…など、改めて考えると、様々なポイントがあげられる。
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■鬼への細やかな配慮がすごい
動画では、鬼のお面を被った職員と、スーツ姿の職員が登場。2人の間には、感染症対策のためのアクリル板も設置されている。
豆は、衛生面に配慮し、小分けされた状態で販売されている豆を使用。スーツ姿の職員は、鬼に「鬼は外!」と言って豆を投げつけるのではなく、「恣意的に危害を加えようとされる方は、どうぞお引取りください」と言って豆を差し出す。
豆を食べる場面では、鬼に「アレルギーはございませんか?」と確認したうえで、「年齢はお聞きしませんので、必要な数をお取りください」と、細やかな部分にまで配慮している。
■加藤浩次も驚き「どえらい時代に…」
このコンプライアンス豆まきは、同日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でも取り上げられ、MCの加藤浩次は「いや~、どえらい時代になってきたね」と驚き。
「俺ははっきり言いますよ」と切り出すと、「やるべきだよ! そういうルールでやってきたんだから、豆まきとコンプライアンスは別! 『豆まき』という伝統をしっかり守ることも大事」と熱弁していた。
■「斬新!」視聴者は爆笑
同省の「コンプライアンス豆まき」は、決して日本文化の豆まきを否定するわけではなく、同省の職員も動画内で、「農水省がこの方法を推奨するわけではない」と説明したうえ、最終的には「楽しんで豆まきをすればよい」というオチがついている。
動画のコメント欄には、「豆を差し出して『お引き取りください』は斬新! 爆笑しちゃいました」「鬼役の方に豆を投げて良いかのお伺いまでは堪えたが、アレルギーの有無を聞いた時点で堪えきれず笑」「『楽しんで豆まきしたらええんや!』が一番大切ですね!」と、ユニークな動画に思わず笑ってしまったというユーザーからのコメントが多数書き込まれている。
■農水省的「コンプライアンス豆まき」
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