イラクサッカー協会(IFA)は2日、ゼリコ・ペトロヴィッチ監督(56)の解任を発表した。

モンテネグロ出身のペトロヴィッチ監督は、現役時代にディナモ・ザグレブやセビージャPSVなどでプレー。その後、浦和レッズでもプレーした。

引退後は、ボアヴィスタRKCで監督を務め、ハンブルガーSVやウェストハムでアシスタントコーチを務めた後、2011年には指揮官として復帰したが、チームが降格圏にまで落ち込んだことから、同年10月に解任の憂き目に遭っていた。

その後はアンジ・マハチカラ、セルビア代表、サンダーランドアシスタントコーチを務めると、ADOデン・ハーグで監督に就任。その後もオランダのクラブでアシスタントコーチや監督を務めていた。

2021年1月からはヴィレムIIを指揮していたが、2021年7月にイラク代表の暫定監督に就任。昨年11月から12月にかけてのアラブカップでは2分け1敗の成績に終わっていた。

1月に正式監督に就任すると、フレンドリーマッチでウガンダ代表に勝利するが、カタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選ではイラン代表に1-0で敗戦。レバノン代表相手に1-1のドローと2戦で勝利なし。チームは5位に低迷。W杯に向けて3位の座は狙える状況にあったが、解任を決断した。

なお、後任は地元出身の監督にする予定とのことだ。

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