アメリカのペンシルベニア州にあるレストラン内で、開業以来初の大乱闘が勃発した。この店は食べ放題の店だ。
ところが、ステーキ肉が不足してしまったのだ。グループで来ていた顧客らが残っていた肉を取ってしまったものだから、食べられなかった顧客グループは激怒。
「ステーキを出せ!」「ステーキを食わせろ!」と殴る蹴るの抑制が効かない騒動に発展、散々店内で暴れた後で、警察が駆け付ける前に逃げ去ったという。『CBS Philly』などが伝えている。
1月28日の夜、ペンシルベニア州ベンサレムにある食べ放題の店、ゴールデン・コーラル・レストラン内で、40人以上の客同士の大乱闘が勃発した。
店内には、2つのグループ客が食事を楽しんでいたようだが、店側がステーキ肉不足という事態に陥った。
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それを知った客らは激怒。先にバッフェからステーキを根こそぎ取っていた客のグループに別のグループが苦情を寄せたところから、次第に乱闘へとエスカレートした。
その様子が撮影された動画は、メディアやSNSでシェアされたが、客は互いに掴み合って殴る蹴るなどの喧嘩を繰り広げており、中には子供が座るハイチェアを持ち上げて、別のグループの客に向かっている者もいる。
子供が泣き叫ぶ中、一向に納まらない客同士の乱闘を店員がなんとか止めようとしているが、全く効果はない。
動画には、「おれはただステーキが食いたいんだ!」と叫ぶ男性の声も収められている。
#Video
— RawNews1st🎥📰 (@Raw_News1st) January 29, 2022
Big fight breaks out at Golden Corral pic.twitter.com/0pdNnbVzZs
警察では関与した客を特定する調査を続行中
店からの通報でベンサレム警察が到着した時には、既に客らは帰った後だった。
しかし、店の中は散々な状態で、大乱闘の名残が一目瞭然だったようだ。
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現時点では、レストラン側はメディアの取材に応じていないが、店のフランチャイジーであるJKホスピタリティLLCは、次のような声明を発表した。
乱闘の最中に、軽傷を負う客が数人出たようですが、幸いにも深刻な怪我を負った客はいなかったと報告を受けております。
お客様とスタッフの安全は我々の最優先事項です。
なお現在、ベンサレム警察では詳細を調査中ということで、乱闘に関与した客らの特定を進めており、客の何人かは何らかの罪に直面する可能性もあることを示唆している。
40-person brawl breaks out in Golden Corral over reported steak shortage
written by Scarlet / edited by parumo
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