FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2021準々決勝、アル・アハリ(エジプト)vsモンテレイ(メキシコ)が5日に行われ、1-0でアル・アハリが勝利した。

今回のCWCは昨年12月に日本での開催が予定されていたが、 新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって日本が開催を辞退したため、昨年同様にカタールでの開催となった。

準々決勝の第1戦では、CAFチャンピオンズリーグを制したアフリカ王者のアル・アハリと、かつて日本代表を率いたハビエル・アギーレ氏が指揮官を務める北中米カリブ海王者のモンテレイが対峙した。

試合は開始早々にアル・アハリが最初の決定機を創出する。4分、自陣からロングカウンターを仕掛けると、バイタルエリアで粘ったエル・シャハトのラストパスからアブデルカデルがシュートを放ったが、これは相手GKのセーブに阻まれた。

対するモンテレイは14分、ボックス手前で獲得したFKからメサがゴールを狙ったが、これは右サイドネット。さらに20分には、ボックス右でパスを受けたロモの折り返しからペナルティーアーク内のフネス・モリがダイレクトシュートを放ったが、これはわずかに枠の右に外れた。

一進一退の時間が続く中、アル・アハリは28分にタヘルのサイドチェンジをボックス左でボールを拾ったアリ・マールルが折り返すと、ゴール前に走りこんだタヘルが左足で合わせたが、シュートは相手GKの正面を突いた。

ゴールレスで迎えた後半は早い時間にスコアが動く。アル・アハリは53分、アブデルカデルとのワンツーでボックス左深くまで駆け上がったマールルのクロスが相手GKに弾かれると、こぼれ球に反応したハニがボックス手前からダイレクトシュートをゴールに突き刺した。

その後は1点を追うモンテレイが押し込む展開で試合は推移。しかし、自陣でしっかりとブロックを形成するアル・アハリを崩しきれない状況が続く。

すると、アル・アハリは88分にチャンス。ロングパスで右サイドを突破したタヘルの折り返しをニアに走りこんだソリマンが合わせたが、シュートは枠の右に外れた。

結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。モンテレイを下したアル・アハリが、南米王者パウメイラスの待つ準決勝へ駒を進めた。

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