5日にアフリカ・ネーションズカップ3位決定戦のブルキナファソ代表vsカメルーン代表が行われ、3-3で90分が終了。その後、PK戦を5-4で制したカメルーンが3位で大会を終えた。

準決勝でセネガル代表に敗れたブルキナファソと、エジプト代表にPK戦の末に敗れた開催国カメルーンの一戦は、立ち上がりから一進一退の展開が続いたが、24分にスコアが動く。

ボックス内でパスを受けたジブリル・ワタラが右サイドに展開すると、ボックス右横でパスを受けたイサ・カボレのクロスをファーサイドに走りこんだヤゴがすべり込みながら左足で流し込み、ブルキナファソが先制した。

さらにブルキナファソは、43分にも右サイドからボックス右深くまで切り込んだイサ・カボレがラインぎりぎりからクロスを上げると、GKオナナに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。

カメルーン側はイサ・カボレのクロスの前にラインを割っていたと主張したが、VARの介入でブルキナファソのゴールが正式に認められた。

迎えた後半、カメルーンはグウェとガナゴを下げて主砲アブバカルとエンガマルを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはブルキナファソだった。49分、右サイドサイドチェンジを受けたベルトラン・トラオレのクロスをゴール前に走りこんだD・ワタラがダイビングヘッドで流し込んだ。

リードを広げられたカメルーンは、54分にバソゴグを下げてトコ・エカンビを投入。すると71分、右CKをムクディが頭で合わせると、ふわりと浮いたボールをゴール前のトコ・エカンビが押し込む。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球を最後はバオケンが胸トラップから豪快に右足ボレーで叩き込んだ

その後も猛攻を続けるカメルーンは、85分にエンガマルの右CKからアブバカルがヘディングシュートを叩きこみ、1点差に迫ると87分にもロングフィードに飛び出したGKウエドラゴが味方との接触でボールをファンブルすると、こぼれ球に素早く反応したアブバカルが流し込み、試合を振り出しに戻した。

結局、試合は3-3のまま90分が終了し、決着はPK戦に委ねられた。そのPK戦では、5人全員が成功したカメルーンに対し、ブルキナファソは3人目のブラティ・トゥーレが失敗。この結果、5-4でPK戦を制した開催国のカメルーンが3位で大会を終えた。

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