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アフターコロナの最初の楽しみは海外旅行だという世界中の人たちが、大勢訪れているオーストラリアの旅系人気ウェブサイト『ESCAPE』。その編集者のひとり、ジョン・バーフィットさんの「飛行機エコノミークラスではどの座席が最高か」という記事が、イギリスの『The Sun』で紹介され、旅好きの人たちの注目を集めている。


■旅慣れた人が知る意外な事実

オーストラリアシドニー在住のジョン・バーフィットさんは、世界中を旅して回り、空の旅の専門家としても鳴らしている。

エコノミークラスの長旅でも快適に過ごす方法について、たびたび指南してきたジョンさん。このほどは「座席選びは空の旅の快適度を大きく左右します。最高の穴場と呼ぶべき、ある座席をお教えしましょう」とのことだが、どの席を指しているのだろうか。


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■背もたれへのドンにイライラ

ジョンさんは「長距離路線では、後ろに座った人が自分の背もたれに脚をドンとぶつけてくることが何度もあり、その都度イラッとしますよね」とも書いている。

座席の前の空間が狭く容易に動かすことができないなか、疲れがたまった脚や膝を高く上げようとする人がいる。そこで、どのブロックでも、後ろに座席がない最後方の列を選ぶようにと勧めている。そこなら、遠慮せずに背もたれをリクライニングさせることができるからだ。

■嫌われがちなアノ座席こそ…

さらにジョンさんは、最もお勧めしたい座席として、機体最後方の列の窓際を挙げている。

「最悪の座席として嫌われている場所ですが、私はあえてそこを選びます。最高の穴場なんです」とのこと。トイレに近いが臭いや音は窓付近まで届かず、通路を歩く乗客に足を踏まれる心配もないからだという。

機材によっては、その列だけ2席になっていることもある。カップルでそこを選ぶもよし。もしも隣が空席なら、並び全体を独り占めすることも期待できそうだ。


■空の旅の便利グッズも

また、近年は空の旅の便利グッズも充実。なかでも、ノイズキャンセリングのヘッドホンを持ち込み、自分の好きな音楽を聴く人は増える一方だ。

やや高額で耳への圧迫感もそれなりにあるが、ノイズキャンセリングによるリラックス効果は、耳栓よりずっと高い。ただし機内アナウンスや乗務員の声掛けに気づかないことがあるため、そこだけは注意が必要かもしれない。

ほかには、エアー式やハンモックタイプの「足乗せ」グッズも人気があるようだ。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

エコノミークラスにも最高の穴場あり 空の旅の達人があえて選ぶ座席は…