水素の薬物動態と薬力学を科学的に研究する(株)ドクターズ・マン(以下、当社)は、実験医学の世界的第一人者である慶應義塾大学医学部内科学教室(循環器)小林英司客員教授(以下、小林教授)との共同研究により、ヒトと同等性が極めて高い特殊な実験用ミニブタを用いて、これまでヒトで明らかになっていなかった新たな水素の事実を次々に解明しました。


医学の真の科学的検証は、時にヒトでの臨床試験ができないことを実験専用の動物を使って立証されます。例えば、一般市場に出回っている健康食品は、安全性の保障はあるものの有効な量などは不明なものがほとんどです。試験管のテストから、たぶん体に良いだろうというものです。さらに機能性表示食品と呼ばれるものは、一般にネズミ等で調べられていますが、効果実証されたとしてもヒトへの有効用量は分かりません。小林教授は、コロナ下でヒトでの臨床試験が困難な時こそ、機能性表示食品等の健康に良いとされる製品のヒト等価用量(Human Equivalent Dose)を、実験専用ミニブタにより解明することを世界に発信しています。

例えば、従来の有効性検証実験で多く使われてきた生後3カ月の30kg程度の家畜のブタは、ヒトの年齢で言うと10歳程度の成長期でした。薬や健康食品を必要とするのは中高年の大人がほとんどであり、幼若期のブタでは正しく効果効能、容量を判断できません。ヒトの50歳程度の中高年に相当するブタは、5年程度飼育が必要ですが、家畜ブタは300kgにも達してしまい、ヒトの一般的な体重とはかけ離れてしまいます。

通常のブタとマイクロミニブタの違い




小林教授は、5年を経ても30kg程度にしかならない特殊な実験専用ミニブタを研究開発してきましたが、今回、当社との共同研究で50歳程度の中高年の免疫状態になったこのミニブタモデルで水素の新たな科学的事実を解明しました。このように、ヒトが「飲む・食べる・つける」等の健康に関わる製品を、ヒトの年齢とマッチさせた実験専用ミニブタで科学的に解明していくことは、当社にとって極めて重要と捉えています。

この研究手法こそ、非臨床における動物実験と、実際に行われる臨床試験の評価法を同一のものとして研究開発を行う手法です。

1. 水素吸入は「肺および炎症臓器の過剰免疫反応と血栓を抑制する」


2022年1月14日付:慶應義塾大学医学部プレスリリース

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2022/1/14/28-92096/

2. 水素ガスを臓器保存液に溶かしこむことで「移植不適腎臓を蘇生する」

2019年10月2日付:慶應義塾大学医学部プレスリリース

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2019/10/2/28-63391/

3. 移植時の水素ガス含有保存液は「移植腎臓の慢性拒絶を防止する」

2021年2月17日付:北里大学プレスリリース

https://www.kitasato.ac.jp/jp/news/20210217-01.html

4. 水素水を飲むと「肝臓に水素が届く」

2021年11月30日付:株式会社ドクターズ・マン プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000074666.html

5. 水素吸入をすると「水素は肺から血流によって体内を巡る」

https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiRvuzxytH1AhVQeXAKHZ22BvQQFnoECAcQAQ&url=https%3A%2F%2Fpubmed.ncbi.nlm.nih.gov%2F33029275%2F&usg=AOvVaw0Cp615kDUx642VQ23qWH7v

配信元企業:株式会社ドクターズ・マン

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