子供は好奇心旺盛な存在。ほんの少し目を離した間に、予想だにしなかった怪我を負ってしまうケースもあるのだ。
以前ツイッター上では、そうした子供特有の「事故」と、そうした悲劇を未然に防ぐ「便利グッズ」に注目が集まっていたのをご存知だろうか。
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■我が子の身に降りかかったのは…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・たぴさんの投稿した一件のツイート。こちらの投稿には、両手をガーゼで覆われた子供の痛々しい様子を捉えた写真が添えられていた。
一体何が起こったのか…と思わず心配してしまう光景について、たぴさんは「先ほど長女7歳がコンセントの穴にモールを入れてしまい、両手の指先を火傷してしまいました」「軟膏を塗ってもらい抗生物質をもらいました」と、詳細をつづっている。
「だめだと伝えてたけど忘れてたみたい」と補足したたぴさんは「もう一度お子さんに伝えてあげてください」と続け、小さい子供がいる家庭へ注意を促していたのだ。
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■決して他人事ではない恐怖
読んだだけで恐ろしくなるエピソードだが、コンセントは自宅はもちろん、幼稚園や小学校などにも当然のように設置されている非常に身近な存在である。
幼き頃、たぴさんの娘のようにコンセントの穴に針金などの金物類を差し込み、感電した経験のある人物や、クラスメイトや知人がそうした事故に巻き込まれたことがある…という人は決して少なくないだろう。
ショッキングなツイート内容を受け、他のユーザーからは「子供たちに注意喚起しておこう。娘さん、お大事になさってください」「子供にやってはいけないことを教えるのは大事だけど、逆にそれで興味を持ってしまわないか心配…」「うちの従兄弟も、コンセントの穴に濡れた何かを突っ込んでショートさせたことがあります」などなど、様々な声が寄せられていたのだ。
やはり「子供に言って聞かせる」という意見が多く見られたのだが、まだ言葉が通じない子供がいる家庭では、どのような対策を講じるべきだろうか…。
じつはこちらの対策法をめぐり、件のツイートに寄せられた「ある有益なリプライ」にも、多数の注目が集まっていたのだ。
■「事故当時」の様子を聞くと…
先ほど長女7歳がコンセントの穴にモールを入れてしまい、両手の指先を火傷してしまいました😭軟膏を塗ってもらい抗生物質をもらいました。
だめだと伝えてたけど忘れてたみたい
もう一度お子さんに伝えてあげてください pic.twitter.com/GKQfd9LeRV— たぴ (@chip_akt) December 17, 2021
「注意喚起のため」と取材を快諾してくれたツイート投稿主・たぴさんは「コンセントに背を向けていたので刺す場面は見ておらず、パチパチッと音がしてそちらを見たら、火花と煙が出ていて黒くなった針金が落ちていました」と事故当時の様子を振り返っている。
すぐ小児科へと向かって治療を受けたため、大事には至らなかったそうで、たぴさんからは「電気が流れていることや、その怖さを改めて説明し、カバーを設置しました」というコメントも見られた。
■100円で即座に解決？
たぴさんも対策法としてカバーを採用していたように、じつは「コンセントカバー」は子供の感電防止策に非常に有効なアイテム。しかもこちらの商品、100円ショップに足を運べば非常に安価で入手可能となっているのだ。
たぴさんのツイートにも、こちらのカバーをめぐるリプライが少なからず寄せられており、中でも多数のユーザーから称賛の声が寄せられていたのが、「キャンドゥ」にて入手したというコンセントカバーの写真が添えられたもの。
「うちで使ってるコンセントカバーですがとてもよいです。娘の指先じゃまだ開けれないので小さい子がいるご家庭おすすめします」「なんとこれ、キャンドゥなんですよ…」とつづられたツイートは3,000件以上のRTを記録しており、いかに注目度が高いかが伺えるだろう。
■使用時には注意点も…
そこで続いては、件のコンセントカバーをめぐり、キャンドゥの広報担当者に詳しい話を聞いてみることに。すると、今回話題となったものは『ハローベビー コンセントカバー』という商品で、2019年7月から取り扱いスタートとなったことが判明。
同商品の特徴について、担当者は「お子様が開けにくいマド付きの2口コンセント専用コンセントカバーはコンセント全体をカバーし、いたずら防止・ほこりよけに効果的です」とコメントしている。こちらは「シールタイプ」となっているため、壁などを傷つける恐れがなく、且つ手軽に据え付けられるのも嬉しいポイント。
しかし設置時にはもちろん注意点も存在し、まず濡れた手で取り扱わないこと。そして長期使用に際しては、ほこりなどが溜まって発火する恐れや、貼り直し・直射日光が当たる場所への設置が原因でテープの粘着力が低下する可能性もあるため、定期的にチェックしておくことも大切である。
またキャンドゥからは「長期間のご使用で粘着剤が残る場合がありますので、賃貸物件などでのご使用は重々ご注意ください」という補足も見られたのだ。
こうした事故は、何事も対策を講じたからずっと安全…というワケでなく、定期的に安全性を確認しておくことが何よりも大切。既にコンセントカバーを使用している人も、一度カバーのコンディションを確認しておくと良いかもしれない。
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