日本ペイントホールディングス株式会社(本社:東京都中央区)のグループ会社で、主に建築用塗料を手掛けている日本ペイント株式会社(本社:東京都品川区、社長:喜田益夫、以下、当社)は、一層魅力ある産業教育の実現を目指して、大阪府立今宮工科高等学校(以下、同校)グラフィックデザイン系と産学連携協定を締結しております。2021年度で3回目の実施となる連携授業を昨年4月から開始し、1月25日(火)に、2021年度の成果発表会が開催されました。
本授業は、同校の「課題研究」という工業科の必修科目の中で実施されます。今年度は、同校グラフィックデザイン系3年生7名が、当社マーケティング部の外部企画チームという位置づけで、2グループに分かれて課題に取り組みました。課題設定、リサーチ、ブレインストーミングなどのデザイン思考を経て、自らが設定した課題を1年間かけて解決し、作品制作・成果報告を行う授業における取り組みです。

成果発表会の様子

【今年度の企画内容】
1. 「今工若返り大作戦」
実習棟の掲示板リニューアル企画。外観と実用性向上を目的に、老朽化が進んでいた掲示板付近の壁面を同校オリジナルカラー「今工ブルー」で塗装するとともに、プロジェクトロゴを制作。さらに、構内案内図をアップデートした。
リニューアル後の掲示板と プロジェクトメンバー
2. 「映え映えAngel Room大作戦」
女子更衣室のリニューアル企画。「思わず写真を撮りたくなるようなめっかわ更衣室を作ろう!」をコンセプトに、機能性と外観の向上を目的として、当社製抗ウイルス・抗菌塗料のPROTECTON(R) インテリアウォール VK-500を塗装。
淡いピンク色で塗装された女子更衣室
当社は、その過程において、マーケティング講義や塗料製造の実験、塗装実習などで協力しました。産学連携のプロジェクトに参加した学生からも、「産学連携を通じて、相手に伝える難しさや実際に壁を塗装する手順、人と協力する大切さを学び、貴重な体験ができた。今回学んだことを今後の社会生活に生かしていきたい」との声を頂戴し、実社会に近い創造・生産活動とそれを通じた学びの機会創出に貢献しました。当社は、今後も産学連携を通じて、教育環境の向上に貢献してまいります。

以上

配信元企業:日本ペイントホールディングス株式会社

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