M-1グランプリ2021』で優勝した錦鯉の涙にもらい泣きする姿が話題になったナイツ・塙宣之。『M-1』審査員に初就任したのは2018年のことだが、当初はギャップのおもしろさを狙って引き受けたのだという。2月8日放送のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で『M-1』審査員について本音を漏らしたところ、ゲストの鬼越トマホーク(坂井良多、金ちゃん)が思わず唸った。

常連メンバーである『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の人気企画「運動神経悪い芸人」について塙宣之が「普通は44歳の大人がサッカーのヘディングをキメられないだろう」とボヤきながら「(見ているほうは)おもしろいけど」と解説した。ギャップが話題になると「俺の中で『M-1』審査員こそ一番の逆張りだったんだけどね」と明かし「逆張りですか!?」と鬼越トマホークを驚かせた。

鬼越は芸風を「コンプライアンスが厳しいこのご時世でよく売れたよね」と評されて「逆張りだからじゃないですかね」と自己分析していただけに、その塙が自分たちと同じような逆張りを狙って『M-1』審査員を引き受けたと知り意外に感じたのである。

塙は当初、真面目なイメージの審査員がボケたら「一周しておもしろい」はずだったという。ところがいざ引き受けると、プレッシャーから安易なコメントができないことを痛感した。「もし時事ネタを話したら後で登場するファイナリストのネタに被ってしまうかもしれない」と考えて躊躇してしまうそうだ。

時事ネタを得意とするお笑いコンビ・爆笑問題をライバル視しているだけに、本心は『M-1』審査員なのに逆張り時事ネタを話して笑いを取りたいところだ。しかし一方ではYouTubeチャンネル「ナイツ塙の自由時間」で2020年12月22日に公開した『M-1審査員の本音を語ります…【ナイツ塙】』で触れたように、「漫才師たちの人生がかかっているし、こっちもふざけられない」という気持ちもあるのだろう。

鬼越が「そこまで考えてたんですね」と唸ったところ「本当はいろいろボケたいよ! その日のニュースとかを拾ってきてさぁ」とぶっちゃけた。「もし鬼越トマホークが『M-1』決勝に進出したら、審査員は皆どうしようかって困ると思うよ」と想像していたが、塙ならばどうコメントするのか聞いてみたい。

画像2枚目は『『ザ・ラジオショー』(ニッポン放送・平日13時~) 2022年2月8日付Twitter「鬼越トマホーク さん」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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