キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』が、『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーによって製作され、ライオンズゲートが配給することが明らかになった。

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 Varietyによると、『Michael』は、フレディ・マーキュリーの半生にスポットを当てた『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサー、グレアム・キングが、マイケル遺産管理人と協力し、製作する。脚本を手掛けるのは、3度のオスカーノミネートを誇るジョン・ローガン。グレアムとジョンは、マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』でもタッグを組んでいる。

 プレスリリースでは、「『Michael』では、キング・オブ・ポップとなった男性の複雑な面を掘り下げて描きます。ジャクソンの最も有名なパフォーマンスを再現し、エンターテイナーの芸術的側面と、私生活について洞察します」と紹介されているという。

 マイケルと言えば、ブロードウェイ・ミュージカル『MJ:The Michael Jackson Musical(原題)』が初日を迎え、彼の子供たちがオープニングイベントに顔をそろえたことが話題になったばかり。この作品では、マイケルが行った1992年デンジャラス・ワールド・ツアーのリハーサルを描き、数々のヒット曲にのせて彼の創作のプロセスが演じられるという。

 なお、彼の死後、男児への性的虐待疑惑が取り沙汰されたが、遺産管理人が協力することで、本作ではこの件について触れられることはないのではないかとみられている。

マイケル・ジャクソンの伝記映画製作『ボヘミアン・ラプソディ』プロデューサーが手掛ける (C)AFLO