Hey! Say! JUMP山田涼介が、4月スタートの新ドラマ「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)で主演を務めることが分かった。山田はテレビ朝日系のドラマでは「セミオトコ」(2019年)以来3年ぶりの主演で、今作で“本格ラブコメディー”に初挑戦する。山田は「僕は今年29歳になるんですけど、こういうド直球のラブコメはあまり経験がなかったので、『20代最後に来たか!』と、ちょっとワクワクしています」とコメントしている。また、ヒロインは山田と「記憶屋 あなたを忘れない」(2020年公開)以来2年ぶりの共演で、ドラマ初共演となる芳根京子が務める。前回の共演時、山田は芳根の演技力について「化け物の類というか…悪い意味じゃないですよ!(笑)」と絶賛しており、再び共演することに「もう一度芳根さんとタッグが組めることにすごく安心感がありますし、お互いに安心してお芝居を楽しめるんじゃないかなと思います」と期待を寄せている。

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同ドラマは、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「婚姻届に判を捺しただけですが」(共に2021年、TBS系)などで知られる田辺茂範氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。本当の恋を知らないまま大人になった不器用な2人の“遅過ぎる初恋”をテンポよく、コミカルに描く。

山田が演じるのはビールメーカーで営業職に就く丸谷康介。端正なルックスと人懐こい性格で幼い頃から人気者であり、「かわいい」を最大の武器に、仕事も恋も求められる“受け身”人生を謳歌(おうか)している男性だ。

そんな康介は、30歳を目前にして衝撃的な出来事に遭遇。そこで、自分のかわいいが永遠には続かない、“俺のかわいいには消費期限がある”という事実を知る。これまではキラースマイルを放つとすべてがうまくいっていたのに、仕事も恋もどんどんうまくいかなくなり、人生が下降線をたどり始める。そして受け身の人生と別れを告げて一歩踏み出し、本当の意味での“初恋”をする。

一方、芳根は康介の恋のお相手となるヒロイン・真田和泉を演じる。和泉は、幼い頃のある体験から「自分は脇役」の人生と考えて生きてきた。勤務先のビールメーカーでもあまり人と関わらない商品開発部で研究職として働いてきたが、営業部に異動することになり、康介とコンビを組むことに。

自分が「誰かに選ばれることはない」という思いから、恋愛には手を出さず生きる和泉にとっては康介のキラースマイルも効力ゼロで、あっさりスルーしてしまう。そんな26年間恋愛経験ゼロの通称“ロボット女”和泉を、芳根が持ち前の演技力で体現する。なお、芳根はテレビ朝日系全国ネットで放送される連続ドラマは初めてのレギュラー出演となる。

山田涼介コメント「もうすでに消費期限がきているのかもしれません(笑)」

――出演にあたって。

僕は今年29歳になるんですけど、こういうド直球のラブコメはあまり経験がなかったので、「20代最後に来たか!」と、ちょっとワクワクしています。物語の本筋ではないところで“恋愛”が描かれる作品はありましたし、『セミオトコ』というドラマもラブストーリーだったんですけど、僕が人間ではなくセミだったので(笑)、今回のように“人と人の恋”に本筋を置いたラブコメは、初めてだと思います。

芳根京子さんとは以前映画で共演させていただいたんですが、本当に素直ですてきな女優さんだなぁという印象ですね。何よりお芝居がものすごく上手なので、もう一度芳根さんとタッグが組めることにすごく安心感がありますし、「初めまして」で1から関係性を積み上げていくよりかは、お互いに安心してお芝居を楽しめるんじゃないかなと思います。

芳根さんとタッグを組んでお送りする「キュンが難しい」ラブコメ…僕自身もどんなドラマになっていくのかワクワクしています。30代直前の山田涼介ラブコメを、どうぞお楽しみに!

――もし、“かわいい”の消費期限が分かってしまったらどうしますか?

自分自身を“かわいい”と感じたことがないので、今回お話を頂いて、「あ、そういうふうに見ていただいているんだな」って思いました。消費期限…考えたこともなかったですけど、いつ来るんでしょうね?(笑) 

雑誌の取材とかで、かぶりものをしたり、カチューシャを付けたりすることがあるんですけど、その姿を鏡で見たときに、自分でも「キツくないかな?」と思うことがあるので、もうすでに消費期限がきているのかもしれません(笑)。

ある意味、そう感じ始めたいいタイミングでこのドラマに出演することになったのかも…!僕自身も、自分を見つめ直す作品になるかもしれませんね。このドラマでは、30代直前の山田涼介のいろんなギャップを見せられたらいいなと思います。

――今作はキュンが難しい2人のラブコメということで、最近キュンとしたことを教えてください。

めいっ子ですね!本当に懐いてくれなくて(笑)、どうやって接したらいいか分からなかったんですよ。1日一緒にいると、前半は僕の顔を見るだけで泣くんですけど、中盤になると触れるところまではいけるんです。でも後半、帰り際になるとハイタッチしてくれるんですよ! この最後のハイタッチでキュンとしますね。すっかりやられちゃってます(笑)。

芳根京子コメント「山田さんだから成立するな、と思いました」

――出演にあたって。

今回お話を頂いた時は、すごくワクワクしました。私はラブコメというジャンルの経験があまりないんですが、和泉の心情の変化を丁寧にくみ取って、繊細に、大切に演じていきたいなと思っています。正反対の2人がどういう風に変化していくのか…康介と和泉のこれからがすごく楽しみだなと思って、私も台本を読むのがとても楽しみなんです。

そして、康介という役は山田さんだから成立するな、と思いました。山田さんとは2年くらい前に映画でご一緒させていただいたんですが、その時は幼なじみの役で、私が重いものを抱えている設定だったので、毎日苦しかったんです。でも山田さんが助けてくださって本当に救われたので、またご一緒させていただけることをうれしく思います。

2度目の共演なので、お互いなんとなくお芝居への向き合い方が分かっているのかなと思うので、すごく安心して臨めますし、支え合えたらいいなと思います。

毎週土曜日が待ち遠しくなるような、明るい気持ちになれるステキな作品にしたいなと思っていますので、楽しみに待っていただけたらうれしいです!

――今作はキュンが難しい2人のラブコメということで、最近キュンとしたことを教えてください。

今、別の作品で西島秀俊さんとご一緒させていただいているんですけど、甘いものがお好きと聞いていたので、シュークリームを差し入れさせていただいたんです。その時に、イチゴ味をお選びになって「おウチに帰って食べるんだ♪」っておっしゃった姿を見てキュンとしました。

大先輩に「かわいらしい」と言うのもなんなんですが…本当にかわいらしくて、「これがキュンか!」と思いました(笑)。

4月スタートのドラマ「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」で主演を務める山田涼介とヒロインの芳根京子/ (C)テレビ朝日