かつてサンプドリアの10番として活躍したフランチェスコ・フラーキ。

チームのアイドルとして愛されたが、ピッチ外での問題でキャリアを断たれた。

賭博での出場停止を受けた後にはコカイン接種が判明。2度目のコカイン接種が判明した2010年に12年間の失格処分を受けた。

彼はすでに46歳になっているが、このほど現役に復帰。『La Gazzetta dello Sport』によれば、フラーキはイタリア5部のシグナ1914でプレーに復帰したという。

1月中旬にも復帰する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で大会が中断されたため、1カ月の待機を余儀なくされていたそう。

クラブ創設年への敬意から背番号14を選んだフラーキは2月13日の試合に先発出場。監督と事前に合意していた通り、前半30分でベンチに下がった。彼は「12年の失格を帳消しにする日。自分が生まれ変わったことを証明するものだ」などと話しているそう。

フランチェスコ・フラーキ

「どう感じたか?最初は放心状態だったよ。この1週間は緊張で眠れなかった。

今は本当に幸せだ。以前の自分に戻してくれた全ての人に感謝したい。

いい感じだったよ。もっとやれるね、少なくとも前半終わりまでは(笑)」

彼を見るために普段の倍以上にあたる700人以上のサポーターが駆けつけたとか。なかにはジェノヴァからやってきた人もいて、「才能は不滅」という横断幕も掲げられていたそう。

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4月で47歳になるフラーキは、5月から指導者ライセンスの受講も始めるとのこと。

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