昨年9月にサンパウロで行われるはずだったブラジル対アルゼンチンワールドカップ南米予選。

アルゼンチンの4選手に新型コロナウイルス対策違反があったとして、ANVISA(ブラジル国家衛生監督庁)が試合に介入し、開始14分でサスペンデットになる前代未聞の事態となった。

【動画】前代未聞の衝撃…ブラジルvsアルゼンチン戦への介入シーン

FIFA規律委員会はこの件についての裁定を発表。FIFAが定める日程と場所で再試合が組まれるとのこと。

FIFA

「ブラジルサッカー連盟に、秩序と安全違反で50万スイスフラン(6246万円)の罰金支払いを命じる。

アルゼンチンサッカー協会には、秩序と安全違反、準備と試合参加への義務を順守しなったことに対して20万スイスフラン(2498万円)の罰金支払いを命じる。

試合放棄に至ったことに関して、ブラジルサッカー連盟とアルゼンチンサッカー協会にそれぞれ5万スイスフラン(624万円)の罰金支払いを命じる。

FIFAの代表戦プロトコルを順守しなかったエミリアーノ・ブエンディア、エミリアーノ・マルティネス、ジョバニ・ロセルソ、クリスティアン・ロメロには2試合の出場停止処分を科す」

なお、ブラジルとアルゼンチンはすでにワールドカップ出場は決めている。

FIFA、ブラジルとアルゼンチンに罰金処分 問題4選手は2試合出場停止