不動産開発・ホテル運営の株式会社日本ユニストは、熊野古道の宿場町である和歌山県田辺市中辺路町近露に、コンテナハウスヴィラ「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」を2022年4月28日、開業します。コンテナ1棟を1つの客室とするヴィラ型の無人ホテルで、熊野古道を泊まり歩く宿「SEN.RETREAT」2カ所目の宿となります。

公式サイト〉〉 https://sen-retreat.com/

「SEN.RETREAT」は、大自然の中でストレスをリセットする「リトリート体験」ができる無人運営宿のブランドです。
熊野古道の主要な参詣道「中辺路ルート」沿いに泊まり歩ける宿を計4カ所作る計画で、第1弾として、標高300mの山間にある集落・田辺市中辺路町高原で、空き家リノベーションした一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」を2021年10月、開業しました。

  • SEN.RETREAT CHIKATSUYUについて

続く第2弾として、古くから熊野詣でにぎわった宿場町・中辺路町近露に、「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」をこの度開業します。コンテナ1棟を1つの客室としているため、外から直接部屋に出入りでき、密を避けることができます。
山中で大自然に囲まれたSEN.RETREAT TAKAHARAとは対照的に、CHIKATSUYUは「遊び心満載の、ちょっとルーズで心ゆるまる宿」。ペットと過ごせるプライベートガーデンや、焚き火を囲めるテラス、宿泊客自身で焼くことのできるピザ窯などを備えています。非日常に”ワクワク”したり、気の置けない仲間や家族とゆったり過ごして”ホッ”としたり、リラックスできる空間に仕上がる予定です。
熊野古道を訪れる観光客=トレッキング目的のみ」という現状を変えるべく、さまざまな観光目的の方に楽しんでいただける宿を目指します。

コンテナホテル外観
客室
  • 田辺市中辺路町近露地区について
近露は「SEN.RETREAT TAKAHARA」がある高原から、熊野古道を歩いて約4時間かかる場所にある集落です。田辺と熊野本宮大社の中間地点に位置しており、熊野詣が盛んだった頃は、中辺路ルートの中でも指折りの大きな宿場町でした。山々に囲まれた盆地には現在、約400人が暮らしています。
近露を流れる日置川はかつて参詣前に人々が身を清めた場で、川岸には後鳥羽上皇の御所もあったと言われています。近くには、熊野古道沿いに点在する社「熊野九十九王子」の1つ、近露王子があります。
「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」の開業に合わせて、「熊野古道を泊まり歩くルートプラン」の販売を開始します。1日目に「SEN.RETREAT TAKAHARA」、2日目に「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」に宿泊し、2泊3日で熊野本宮大社を目指して歩くプランとなっています。
複数の神社がつながり、歴史と自然を感じながら巡礼体験ができる熊野古道。道のりの長い巡礼の旅を安心して行っていただくため、同一ブランドのお宿にお泊まりいただける転泊プランをご用意することになりました。
(3泊目の田辺市本宮町、4泊目の新宮市熊野川町の宿は、2022年中の開業を予定しています)
  • 施設概要
全体図


配信元企業:株式会社日本ユニスト

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