公開中の映画「大怪獣のあとしまつ」の満員御礼舞台挨拶が、2月15日都内で行われ、主演のHey! Say! JUMP山田涼介土屋太鳳、三木聡監督が登壇。本作に寄せられている賛否両論さまざまな反響について語った。

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■映画の感想は見る人の自由

「いろんな声が飛び交っているのは、耳にはしています…」と切り出した山田。「でもエンタメ作品としては、それで正解なのかなと思います。映画は見ていただいた人が、自由な感想をもつもの。僕たちとしては、一生懸命作った作品をたくさんの人に見ていただくということが第一です。なので、どんな話題の入り方でもいい。結局この映画を楽しんでいただけたのかなと捉えています」と明かした。

■漢字一文字で本作を表すと…?

また、作品を表す漢字一文字を聞かれ、山田は「新しい試みの映画、斬新な切り口の着眼点ということで『新』」、三木監督は『激』とし、「過激な作品だったと思うし、激論が巻き起こった。こんなにも、あーだこーだ言ってくれるんだって激しさを感じました」と話した。公開初日にTwitterのトレンド1位となるなど、話題を呼んでいる本作。SNSの声に山田は、「俺、あれ見て笑っちゃいました。うそーん!って(笑)」と吐露した。三木監督は大きくうなずきながら、「良いも悪いもこんなにリアクションがあったのは初めて。皆さんの気持ちを激しく動かせたことに、ちょっとうれしさもありました」と述べた。

そして土屋は、「無限大な魅力がある作品。いろんな捉え方ができるという意味で『∞(無限)』」と発表。まさかの記号で表した土屋に、山田は「なるほどそうくるか!」とツッコみを入れていた。

映画「大怪獣のあとしまつ」は、人類を恐怖に陥れた大怪獣が“死んだ後”の世界を描く空想特撮エンターテイメント。山田は大怪獣の死体処理を命じられる特務隊員の帯刀アラタを、土屋はアラタを見守る環境大臣秘書官・雨音ユキノを演じている。

山田涼介が映画「大怪獣のあとしまつ」の満員御礼舞台挨拶に登場/※ザテレビジョン撮影