セレッソ大阪の元日本代表MF乾貴士が15日、明治安田生命J1リーグ開幕に際したオンライン会見に出席した。

「去年の途中から小菊監督に代わって、連戦が続いて練習という練習ができなかったし、戦術の確認や守備の意識というところをみんなで統一できるよう取り組んできた」

キャンプをそう振り返ると、今季のチームについて「個々での打開や技術でレベルの高い選手が揃っている。そういう選手も前線から守備ができるところは魅力だと思う」を続けた。

そんなチームの軸として今季の頭から活躍が期待される乾だが、昨年11月に右ヒザ軟骨損傷で手術。それから3カ月ほどが立ち、「順調に回復していて、まったく問題ない」と話す。

今季からはクラブのシンボルナンバーである背番号「8」を継承。クラブから背番号の発表がなされてから自身のインスタグラムでも決意を語ったが、改めてその覚悟を示した。

「今年から8番をつけることになって、自分のプレーがどう変わるのかわからないけど、責任感を持ってやっていく」

「誰でもつけられるような背番号じゃないと思うし、それを自分に言い聞かせてやっていきたい」

そうして迎える開幕戦は敵地での横浜F・マリノス戦。乾からすれば古巣で、昨夏のC大阪復帰後初ゴールも記録した縁ある相手でもあるが、強さという部分で一目置くチームのようだ。

「ここ最近は特に良いサッカーをしているし、強いチームになったなという印象がある」

また、乾にとって、11年ぶりとなるJリーグでの開幕戦という部分も注目される一戦だが、平常心を保ち、必勝を期した。

「久しぶりの日本での開幕だし、気持ちとしてはまだあまり実感がないけど、その日になれば入ってくると思う」

「全てが決まるわけじゃないけど、チームとして良い入りができるに越したことはないし、勝って自信をつけたい」

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