ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(@yukifuri0biyori)さん。そのまま保護して、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。

【画像多数】61日目~70日目までの成長記録

■61日目

●食欲戻り元気はいつも通りに。とても活発。舌や口周りが荒れてるのを除けば元通り。右頬のしこりは検査上炎症細胞が殆どのため現状の治療で維持。本当はワクチン予定だったけど延期。内服薬に切り替えて、今日は帰る。よく休んでくれるといい。

■62日目

●元気が過ぎる。熱で大人しくしていた分を発散させてるのか、全速力。部屋の端から端へダダダダダ!階段の登り降りもダダダダダ!階段とかヨイショヨイショだったのにいつの間にそんなに身体能力上がったの、と思わずにはいられない。全然トロくもおっとりもしてない。猫の成長は早い。

■63日目

●鼻のカピカピが取れて鼻がハゲる。舌の先端がべろんべろんに破けてしまっていたのが落ち着き、全体的な赤みも引いてきました。本人はもはや痛がりはしていないものの、食べムラや好みが激し過ぎて結局またミルク補助に逆戻りしている。もう1回離乳戦。

■64日目

あくび、からの、その後何も無かったかのようなキメ顔。舌は奥の方が少し痛々しいけど順調に回復中。お薬も上手に飲める。あれだけ飲むのが下手だったミルクも哺乳の天才に。もはやプロ。その才はもう不要なのでもっとフードに興味を持って貰いたいものである。

■65日目

●ずっと激しく遊んでいる。が、遊びに夢中になって人間の姿が見えなくなると、おずおず、と言った口調で鳴く。さながら迷子。声をかけると一生懸命探し始め、目が合うと「ウワァアアアア!」って顔で駆けて体当たりしてくる。腹出してゴロゴロ。まるで数年ぶりの再会。毎日が感動の再会。

■66日目

●ウサチャン。毎度毎度ニコニコ幸せそうに寝る子だなぁと思いつつ、体重が風邪で一進一退しつつもようやく安定して1kgへ。

■67日目

●謎の怪人、さながらホラー。怖い。キャットタワー遂に二段目を攻略。その高さから普通にポーンと身軽に降りる。見てるこちらがハラハラするけど本人は気にせずポンポン飛んでる。飛んでは駆けて、駆けては飛んで。毎日ひとりで大運動会。そして爆睡。

■68日目

●今日もむちむちしている。太っているわけではないのだが。

■69日目

●膝の上とはいえジーンズは寝心地がそんなに良くないだろうに、寝ながらとびきりの笑顔。だらしない寝顔だ。

■70日目

●「ウヒャ!」だいぶ遅れたけど、初回ワクチン接種。3種混合。初乳を飲んでない為、本来母猫から貰う筈の抗体を持っていない、平たく言えばドラ○エの最初の段階でひ○きの棒さえ装備できてない。生身でスラ○ムに立ち向かってる。せめて3種位の病気には対抗出来る武器を与えておかねば。

■【この時期の特徴・注意点】母猫から貰った免疫力が下がってくる時期。ワクチンを接種して抗体を獲得しよう

仔猫は、母猫の初乳に含まれている免疫(移行抗体)により様々な感染症から守られています。しかしこの免疫も生後2~3ヶ月で消失してしまい感染症にかかりやすい無防備な状態となってしまうので、身を守る為の定期的な混合ワクチンの接種が推奨されます。

移行抗体の消失時期にはかなり個体差があり、一般的には8週齢前後ですが12週齢頃まで移行抗体を持ち続ける子もいるので、例えば初回接種が8~9週齢、2回目がその3~4週間後、3回目が14~16週齢またはそれ以降等で接種を行います。ただ、これは病院の方針によっても違いがあり、接種時期や回数に関しての詳細はかかりつけの獣医さんと相談して決めていくのがよいでしょう。

※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください

仔猫を拾ったので