このニュースは、ニコニコ超会議3超ユーザー記者ろっくまんさんからの寄稿です。

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「死んだ顔で歌っていました。」

「死んだ顔で歌っていました。」

ニコニコニュース(ユーザー)

私は一度も歌ってみた動画をあげていません。
もちろん踊ってみたゲーム実況あげたことないです。
それでも、私。超パーティーステージにあがっちゃいました。
なんでただのニコ厨があのステージにあがったのか?そこから見た景色はどんなものだったのか?今回はそんなお話をしていきたいと思います。

【私はあの時主役になった】
私がステージにあがったのは26日に開かれた超パーティーFirst Naight。
その日の席は"アリーナ B3ブロック 1列10番"でした。
この席、分かりやすく言ってしまえばステージど真ん中の神席です。

そのため、開演前から私のテンションはあがりまくっていました。
目の前を可愛いピエロたちが歩いていたり、踊り手さんたちがいい匂いするのを感じられたり......あそこにいた人なら誰しもテンションの上がる、素晴らしい席だったのです。

開演から1時間ほど経った頃、司会の繚乱さんが「裏表ラバーズ歌えるやつ!手を上げろ~~!!!!」と叫びます。話を聞くと、11人もの観客が超パーティーの舞台に上がれるというのです。
そんなの聞いたら誰だって歌えなくても手をあげるでしょう?
と、言う訳で手を勢い良くあげました。もちろん選ばれるだなんて思っていません。歌に自信もありませんし、とりあえずノリで手をあげていました。だからかなり気を抜いていたのですが......めちゃくちゃかわいいピエロさんと目があった結果。
連れて行かれました。

もうこの時頭真っ白です。何が起こっているのか意味がわからなくて、手を引かれながら「マジですか?マジですか?正気ですか?」と思わずピエロお姉さんに尋ねる始末。
そんな私をよそに、コメントではロックマンの文字が。

なんで私の名前知ってるんだ?と思いましたが普通に考えて私のTシャツの話をしているだけでした。そりゃそうだ。

そして大音量で裏表ラバーズが流れていた頃、私はピエロお姉さんに励まされていました。それまでどうすればいいかあたふたしていましたが、気持ちを切り替えて「楽しもう」って思い始めました。

そこからはもう時間がすぎるのが早かったです。

ノリノリで手をあげて、
死んだ顔で歌っていました。

さくっと歌い終えて、自分の席に戻ったのですが足が震えていました。
私が今見上げている場所にさっきまで私が立っていたこと。あのステージから見た客席はライト真っ白だったこと。自分のマイクの音が、観客の声で聞こえなかったこと。
その全ては夢だったのかもしれないと思うくらいに、ドキドキが止まりませんでした。

そこから時間が経つにつれて少しずつ冷静になり、「あぁ、今あの人が踊っているステージに私は立ったんだ。あそこからの景色を私は知っているんだ。」と、考えるようになりました。たった4小節の間でしたが、私は確実にあのステージにたっていたのです。

【"今宵はあなたが騒ぎの主人公かもしれない"】
ニコニコ超パーティーⅢの公式サイトにはこんな言葉がのっています。

わたしはあのステージに上がっているとき、"騒ぎの主人公"でした。
あの場所は特別な場所で、凄い人や自分とは違う人しか立てない場所。
そう考えていた私にとって、あの夜は大切な思い出になりました。

いつだって、誰にだって舞台は用意されている。それがニコニコ動画なんだ。
そんなニコニコ動画に出会ったときと同じ興奮を味わえたのですから。

「死んだ顔で歌っていました。」