かまいたちがMCを務めるレギュラー番組「ぜにいたち」(毎週月曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の2月14日の放送では、“ゼニ”がほしいアーティストが“投げゼニ”獲得を目指し、太っ腹社長の前で自作のオリジナルソングを披露する「投げゼニ歌合戦」を開催した。

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■「投げゼニ歌合戦」

今回、登場した太っ腹社長は、年商90億円超の急成長企業の社長の渋谷巧で、敏腕社長の顔を持つ一方、有名音楽事務所の養成所に通った経験を持ち、湘南乃風若旦那がプロデュースした楽曲でCDデビューした経歴を明かした。

進行を務める西澤由夏ABEMAアナウンサーに「曲を出したことはありますか?」と問われた山内健司は、「僕はあります」と言う。ピンと来ない西澤アナと渋谷に対し、山内は「知らないの?5uppersの『それぞれのストーリー』」と、吉本興業所属の芸人で結成され、山内もメンバーだった音楽ユニットの楽曲を得意げに語ると、濱家隆一は間髪入れずに「誰も知らんわ!」とツッコミを飛ばした。

本放送回では、オリジナルソングを持って参加した総勢6組のアーティストが、自身のアーティスト経験から、厳しい評価を下す渋谷を前に、目標金額を獲得するアーティストは現れるのか、また、数多くの音楽コンテストで受賞歴のあるアーティストの登場に、渋谷は「世に出ないなんてもったいない」と絶賛し、かまいたちも「めちゃくちゃ歌うまい」「歌詞センスがある」とうなっていた。

■目標金額500万円

番組後半では、平成のテレビ番組「マネーの虎」(2001~2004年、日本テレビ系)に出演していた投資家の南原竜樹が、2700のツネをプロデュースする“ゼニ儲け”プロジェクトが始動する。以前の放送で、副業でキッチンカーを使って飲食の仕事をしていると明かしていたツネに対し、南原が「今度、店ごと買いにいきますよ」と声をかけたことがきっかけで、ツネは千載一遇のチャンスを手にした。

本放送回では、ふたりの打ちあわせに密着し、ツネを呼び出した南原は、おもむろに現金2,000万円を広げながら「ぜひ、このお金を手にして帰ってください」と「マネーの虎」を思い出させる声をかける。ツネは南原に対し、「エンターテインメントと食を一緒に提供したい」と、今後の事業プランと、その目標金額の500万円の出資をプレゼンテーションし、「マネーの虎」さながらの駆け引きに、濱家は「ホンマに『マネーの虎』や!」と興奮の声をあげた。

また、スタジオに登場したツネは、南原も舌鼓を打った料理をかまいたちに提供する。ツネは「これから『かまいたち大絶賛!』と販売していってもいいですか」と新たな活路を見出すと、山内は「それはダメです」、濱家は「ツネにそこまでやる恩義ないもんね。恥をかかされたこともあるし」と語ると、山内は「ツネの結婚式に行ったら、招待されてなかった。行ったら、めちゃくちゃ会場がバタバタして、みんなと違うお土産を渡されて…」とくもった顔で打ち明けた。

かまいたちがMCを務めるレギュラー番組「ぜにいたち」/(C)AbemaTV,Inc.