「最近魚食べていないな〜」「でも、家で焼くのは少し面倒」とそんなとき、便利なのがコンビニの魚惣菜です!

【画像】お手軽おいしい!コンビニ3社の「魚系惣菜」食べ比べ

300円前後で、本格的な食感・味で大満足の商品が展開されていますよ。

そこで今回は、ファミリーマートローソンセブン-イレブンの魚惣菜を比較してみました。

定番の鮭・鯖を比較し、そのほかサワラや鰤などの魚惣菜もレビューしています。

コンビニ3社【鮭】のお惣菜を徹底比較!

ファミリーマート「銀鮭の塩焼き」

最初に紹介するのはファミマの「銀鮭の塩焼き」(300円)です。

ファミマと同じように、業務用レンジと家庭用レンジの温め時間の記載がされています。

1500Wで約10秒、500〜600Wで約30秒〜40秒です。

銀鮭はファミマと同じくチリ産です。ローソンでは、養殖の記載もしっかりされています。

食塩のほかには、魚醤と食品添加物調味料と酸化防止剤を使用。食塩塩分相当量は1.3gです。

フィルムが少し開けにくい印象でしたが、キレイな色をした切り身の登場です。

3社のなかでは、いちばん箸のとおりが良く柔らかい身が印象的でした!

塩分も濃すぎず、ご飯のお供として食べたい方にもぴったりの味です。

しかし、大きい骨が多かった印象です。たまたまかもしれませんが、食べる際は注意してくださいね。

セブン-イレブン「銀鮭の塩焼」

次は、セブン-イレブン「銀鮭の塩焼」300円(税込)のレビューです。

500W・600Wのレンジで約50秒は、他社の製品と比べて10秒〜20秒長い温め時間。

セブン-イレブンもチリ産の銀鮭を使用。

そして、原材料は驚きの鮭と食塩のみです!原材料が気になる方にも嬉しい1品ですね。食塩相当量は0.8g。

封を開けると、しっかりと鮭の香りが感じられました。まだ温めてもいない段階でこの香りは驚きです。

鮭の脂を感じる乾きの少ない切り身は、期待が高まります。

香りもよく、身も柔らかいです。ホロッとした身は、箸をいれるのもラクラク。

鮭と食塩のみを使用しているためか、3社のなかでいちばん塩分を強く感じました。

塩分相当量は際立って多いわけではありませんが、個人的に子どもには味が濃い印象です。

しかし、おつまみにはピッタリです!

気になる「金の鮭」の評価は?

セブン-イレブン「金の鮭ハラミ西京焼」

鮭惣菜最後の商品は、セブンプレミアムゴールド「金の鮭ハラミ西京焼」397円(税込)です。

塩焼きではありませんが、一緒にご紹介していきます。

原材料は銀鮭・米みそ・みりん・砂糖・食塩・清酒・醤油です。

1切れは279kcalと、みりんや砂糖が入っているため、塩焼きと比べてカロリーは高めです。

ただ、食品添加物は不使用なので安心して食べられますよ。

セブン-イレブンの最高級ブランド「セブンプレミアムゴールド」のシリーズだけあって、脂や肉厚感は格別です。

西京焼きの味付けは、しっかりと付いていました。白米にもお酒にも合う一品です。

身も柔らかく、皮からも取りやすいです。皮はかためなので、食べる際には再度フライパンオーブンで焼くと良いでしょう。

脂ののりや原材料など含めても、セブンプレミアムゴールドにふさわしい商品です。

コンビニ3社【鯖】のお惣菜を徹底比較!

鮭とは違い、さばの塩焼きは大きさ・重さにバラつきを感じました。

そこで、今回は重量も計測しています。

なお、重さには容器の重量も入っていますが、どれも約8gと大きな差はありませんでした。

ファミリーマート「さばの塩焼き」

まずは、ファミリーマートの「さばの塩焼き」298円(税込)のご紹介。

3社のなかではいちばん高額なのがファミマです。といっても300円以内で購入可能の良心価格。

鯖はノルウェー産。食塩のほかに、米酢・砂糖・魚醤・食用植物油を使用しています。

先述した「銀鮭の塩焼き」とほぼ同じ原材料です。食品添加物も入っていないため安心して食べられます。

カロリーは235kcalでたんぱく質は14.5gです。食塩相当量は1.1g。

皮は少し破れていますが、とてもきれいな切り身が出てきました。

香りは強くありません。鼻を近づけると鯖の香りを感じる程度です。

ファミマ「さばの塩焼き」の重さは101g。しっかりと食べごたえのある魚惣菜です。

皮は少しかたいため、お箸でほぐしにくい印象でしたが、身は柔らかいです。

みずみずしくジューシーな食感で、3 社のなかでいちばん強い塩味の持ち主!白米にもピッタリの味付けですよ。

ローソン&セブンで「鯖」食べ比べ

ローソン「さばの塩焼」

続いて、ローソンの「さばの塩焼き」258円(税込)です。

ファミマの塩焼きと比べて、40円安い商品。

産地は明記されていませんが、輸入の鯖であることは確かです。

原材料は、鯖のほかに食塩と添加物のキシロースの3つ。

しかし、キシロースは植物由来の糖なので、安全性は極めて高い添加物といわれています。安心して食べられますよ。

230kcalでたんぱく質量は15.0gです。

鮭同様に、フィルム少し取りづらかったですが、問題なく外せました。ほか2社と比べるとやや小ぶりな印象です。

ローソン「さばの塩焼き」の重さは90gと、ファミマと比べても10g小さいです。

しかし、価格は3社のなかで最も安いため、手に取りやすい商品でしょう。「量はそんなにいらないな〜」という方にはおすすめです。

小ぶりでありながらも、身はしっかりしています。脂ものっており、噛みごたえもある身でした。

塩味は、ほか2社の間を取っている印象です。丁度よい塩加減ですよ。

セブン-イレブン「さばの塩焼」

鯖惣菜の最後は、セブン-イレブンの「さばの塩焼」289円(税込)です。

ファミマと比べて9円安く、ローソンより31円高い一品。

原材料は、ノルウェー産の鯖と食塩のみ。銀鮭の塩焼きと同様にシンプルな原材料です。

添加物などの心配もありません。

ただし、1パック336kcalとカロリーはお高め。持ってみても、ずっしりと重い印象。1つでかなりお腹いっぱいになってしまう可能性があります。

実際に計ってみると、129gでした。ファミマ101g、ローソン90gと比べるとかなり大きめです。

切り身もキレイで、鯖の模様もくっきり見えました。容器パンパンに鯖が入っている印象です。

身もギュッとつまり肉厚で、皮もパリパリでした。

鮭とは裏腹に塩味は控えめで、素材の味を堪能するイメージです。臭みも骨もまったくなく、おいしくいただきました!

まだまだある!絶品“魚系のお惣菜”

その他の魚系お惣菜も徹底比較!

続いて、コンビニの鮭・鯖以外の魚惣菜をピックアップして、ご紹介します。ピックアップした商品は以下の3つです。

各社、魚や味付けのバライティーが豊かなため、毎日食べても飽きません。

商品については下記で一品ずつ詳しくご紹介していきます。

ローソンさわら西京焼」

次にご紹介するのはローソンの「さわら西京焼」298円(税込)です。

塩焼きが多いローソン魚惣菜のなかで、唯一の西京焼き。期待が膨らみますね。

使用しているさわら韓国産です。米みそ・みりん・塩麹と日本人になじみのある発酵食品ばかりで嬉しいですね。

塩焼きよりも原材料の多さや、添加物が気になりますが特別不自然なものは入っていない印象。

クチナシ色素も、植物から得た色素のため安心して良いのではないでしょうか。

開封すると、焼き目のきれいな西京焼きが姿を現しました。

一見、細長く小ぶりな印象をうけますが、実際のところはどうでしょう。

形は小ぶりでしたが、厚みはしっかりあり、身もギュッと詰まっています。

ローソンは全体をとおして、皮も身も柔らかいため、さわらも箸でかんたんにほぐすことができました。

味も濃すぎることなく、魚本来の味を残したままのおいしい西京焼きでした!

セブン-イレブンほっけの塩焼」

続いてご紹介するのは、セブン-イレブンの「ほっけの塩焼」311円(税込)です。

家庭の味を代表するほっけ。脂身も少なく、カロリーも1切れ155kcalとダイエット中の方にもおすすめの魚惣菜です。

これまでご紹介したセブン-イレブンの塩焼きはどれも、原材料は魚と食塩のみ。

今回の「ほっけの塩焼」もアメリカ産またはロシア産のしまほっけと食塩だけでした。

余計なものが入っていないから、家族みんなが安心して食べられます!

焼き目もこんがりと付いていて、おいしそうな切り身です。たんぱくな白身魚ですが、脂もほどよくのっている印象。

裏返してみると、しまほっけの特徴の縞模様がくっきり現れていました。裏面も焼き目が付き、きれいに焼かれています。

実際、お箸でほぐすとやはり骨は取りやすく、食べやすいです。

塩味もほどよく、塩辛いこともありませんでした。

家族みんなで食べられるおいしいほっけです。

セブン-イレブン「赤魚の煮付」

最後にご紹介するのは、セブン-イレブンの「赤魚の煮付」298円(税込)です。

自宅でネギや葉物野菜に火を通して、添えると豪華な一品になりそうですね!

パッケージ裏の原材料名です。赤身魚は国産・輸入、どちらも使用しているため、明確ではありませんでした。

また、塩焼きに比べて食品添加物が気になる煮付け。

「子どもには安心して食べさせたい!」という方は、塩焼きがベストです!

赤魚の切り身は、とてもきれいで煮崩れはありません。

冷蔵庫から出したばかりでは、煮汁もジェル状になっており扱いやすい印象です。

皮は少し弾力があり、かたい印象でしたが身はしっかりとあり食べごたえがあります。

味も見た目以上に濃くなく、コンビニ特有の味というより家庭よりの味でした。

塩分が気になる方も、食べやすい一品です!

今回はファミリーマートローソンセブン-イレブンのコンビニ3社で購入できる魚惣菜の比較を行いました。

3社とも、「味が濃い!」と思うことはなく、家庭的な素朴な味わいに好感が持てました。

しかし、照り焼きや煮付けにすることで、食品添加物の使用量が増えるので、気になる方は控えたほうが良いでしょう。

個人的におすすめなのは、セブン-イレブンの塩焼き。どれも魚と食塩のみといったシンプルな味付けで、家族みんなで安心して食べられる商品です。

3社とも魚・調理法の種類が豊富なので、今夜のおかずにおつまみにと利用してみてください!

※商品は取材時点のものです。掲載時には販売も終了している場合もあります。

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