家の中にいる猫が、窓の外にいる虫や鳥を見て、『クラッキング』をすることがあります。

『クラッキング』とは、猫が「カカカカ」と短く鳴く行為。一説によると、狩猟本能から、獲物を見て興奮している時に行うといわれています。

目をキラキラと輝かせ、いつもとは違う鳴き声で鳴く猫は、なんとも愛らしいですよね。

『届かぬ想い』

2匹の猫と暮らす、秀(@hide_pau)さん。

ある日、秀さんは、窓の近くの配電線に鳥がとまっていることに気が付きました。

秀さんが必死にアピールするも、指先を見たり、違う方向を向いたりと、鳥に気が付かない猫たち。

1匹の猫を抱きかかえて窓の外を見せた瞬間、鳥は飛んでいってしまいました!

結果、鳥を見たのは秀さんただ1人。終始『?』を浮かべる猫たちはその後、大好きな鳥を見ることなく、平穏な日常を過ごしたのでしょう。

秀さんは一連の出来事を漫画化し、Twitterに投稿。猫を飼う人たちからは「あるある」と、共感の声が寄せられています。

・あるあるだわ。人間のほうが必死っていうね。

・窓をトントンすると見る確率が高いけど、鳥が飛んでいってしまうんだよなあ。

・目線で伝えると、わかってくれることが多い気がする…!

『親の心子知らず』という言葉があるように、『飼い主の心猫知らず』な反応を見せる猫。

気付いてもらえない可能性はありますが、今日も多くの飼い主が、猫に「外を見て」とアピールしているのかもしれません…!


[文・構成/grape編集部]

出典
@hide_pau