面積や自然の豊かさなど、何事においても本州とはスケールの違う北海道。今ツイッター上では、極寒の北海道で撮影された「奇跡の一枚」が話題になっている。

【話題のツイート】極寒の地で撮影された奇跡の一枚


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■神々しい一枚

オオワシ

「奇跡みたいな写真が撮れた」とコメントを添え、オオワシが飛び立つ瞬間を投稿したのはカメラマンのふぁらおさん。太陽の光に照らされており、神々しい一枚となっている。

オオワシ

さらに2枚目では、2羽のオオワシが争うように大空へと飛び立とうとしているのだ。このスケールの大きさは、国民的人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのオープニングを思わせる。まさに奇跡ともいえる瞬間。


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■ネットでは絶賛の声

ふぁらおさんの投稿にネットでは、「凄すぎぃ。かっこよすぎる」「世の中にはまだまだ見たことのない景色があるんだなあ、と感じられる」「神々しい…」といった具合に絶賛の声が続出。

他には、「僕もこんな写真を撮れるようになりたい」「あぁ、嫉妬しかない。ここに辿り着くまでの時間も投資も出来てないけど」など、同じような写真を撮りたいという声も多く見られた。

■撮影に臨んだ経緯

今回の一枚は、北海道・知床半島の一部である羅臼町(らうすちょう)で撮影。

オオワシを収めることになった経緯をふぁらおさんに聞いてみると、「Nikonから新しく発売された機材(デジタルミラーレス「Z9」)の作例を撮りに北海道に向かいました。スポーツ選手の撮影や野生動物、報道撮影等のシーンに向けて作られたカメラであり、寒さを始めとした厳しい環境で使用されることを想定されている機材なので、そのどちらも試すことができる知床でのオオワシの撮影に臨みました」と語る。


■苦労した点は…

苦労した点については、「マイナス20℃という極寒の中で狙っていたカットを撮るため、3時間近く撮影したことですね。あとは、撮影に必要な自然光が乏しい中、不規則に高速で動く被写体を写真に収めることも大変でした」とのこと。

お気に入りのポイントは、オオワシが流氷に着陸した瞬間をアップで捉えられたことだそう。それだけでなく、流氷が雲のように見える宗教画のような神々しい仕上がりになったという。

奇跡の一枚を撮影したふぁらおさんは、自身のYouTubeチャンネルでもさまざまな情報を発信。気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・小野田裕太

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