工事は5段階に分けて実施。

東鷲宮~栗橋間

JR東日本 大宮支社が2022年3月から、宇都宮線の古利根川橋梁を架け替える工事に着手します。

区間は埼玉県の東鷲宮~栗橋間。一級河川である中川を渡ります。埼玉県は中川について、保水や遊水機能の維持・増大を目的に流域で治水対策を進めており、古利根川橋梁の付近は河道が拡幅されます。

これに伴い、橋梁は現行の約30mから約90mに。工事は以下の通り、大きく5段階に分けて行われます。

1. 仮橋梁・仮線設置
2. 本線から仮線への切換
3. 現橋梁撤去
4. 新橋梁新設
5. 仮線から本線への切換

工事期間は2031年3月までが予定されています。また、線路切換工事は期間中に4回行われる予定です。

JR宇都宮線のE231系電車(恵 知仁撮影)。