椿木宙を演じる奥平大兼(日本テレビ)

 奥平大兼が出演する、日本テレビ系朝ドラマ『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』が3月1日から放送スタートする。

 地球滅亡までの31日の物語。その事実を信じていない5人は今日も日常を生き、バカ話をし、時折不安に襲われる。それぞれの人生―最後の日、『サヨウナラ』のその前に、彼らが選ぶ最後の『したいこと』とは…。

 月曜日から金曜日まで、曜日ごとに視点を入れ替え、計5人の主役がリレー形式で紡ぐ。日本テレビ系情報番組『ZIP!」内で3月1日~31日の全23回に渡って放送される。

 奥平大兼が出演するのは火曜日。高校3年生の椿木宙を演じる。その第1話のあらすじはこうだ。

一部あらすじ

3月31日。高校3年生の椿木宙(奥平大兼)は、夜空に赤黒い炎をまとって現れた隕石を眺めながらボソリとつぶやいた...「マジか...」。

1年前、時の官房長官が記者会見で国民に告げた...「我々人類に...滅亡の危機が訪れました」。どうやら地球に巨大な隕石が接近しているらしい。その発表に世間は大混乱!アテのない大移動をしたり、犯罪が激増したり、意味不明な革命 YouTuber が乱立したり...。偉い人たちは事態の収拾に奔走し、地球と隕石との距離が毎日発表された。そんな日々が数か月続き、やがて研究が進んで衝突回避説が流れ始めると、人類滅亡を信じる者は次第に少なくなっていった......。

......が、この日、それは夜空にはっきりと現れた。「マジか...」迫る隕石を見上げならボソリとつぶやく宙に、女が近寄り、告げる。「これでサヨウナラかもしれないから...その前に、『したいこと』があるんだ」――。

その1か月前。宙は、親友の拓馬岳と3人で、通い慣れた学校を訪れていた。昨今の研究結果から隕石は衝突しない可能性が高いといわれながらも、いまだに休校が続いている。その誰もいない校舎で、宙は地球最後の“しょうもない遊び”を思いつき...。