アリアナ・グランデが、昨年ローンチした自身のメイク・ブランド、r.e.m. beauty(アール・イー・エム・ビューティー)の製品を紹介する初めてのYouTube動画を2022年3月1日に公開した。

 「私こういうのやってないの!どうしよう、全くの新人だよ」などと嘆きつつ、アリアナが慣れないメイク動画の指南役に選んだのは、『ル・ポールのドラァグ・レース』の卒業生でメイクアップ・アーティスト兼YouTuberのGottmik(ゴットミック)だ。

 緊張からか出だしの文言を何回も繰り返してしまい、笑いすぎて涙している若干挙動不審気味なアリアナを、YouTubeメイク動画の上級者であるGottmikは一通り茶化してから、彼女のほぼすっぴんの顔にr.e.m. beautyの製品でテキパキとメイクを施していく。

 昨年11月に立ち上げた自身のブランドについてアリアナが、「本当に誇りに思っているんだよ」と語ると、Gottmikは、「やっとそれが言えて本当によかったね」と笑い、初対面とは思えない二人はメイクアップ・ラインからお気に入りの製品を試しながらおしゃべりに花を咲かせた。

 『ル・ポールのドラァグ・レース』に初めてトランスジェンダー男性として出演したGottmikは、アリアナのメイクをドラァグ全開ではなく、「自分がやってる感じのベイビーでガーリーなヴァージョン」を目指すと話している。

 お互いの顔にメイクをしながらアリアナは、r.e.m. beautyに取り組み始めたのは、2018年のアルバム『スウィートナー』のツアーをしていた2年以上前からだったことを明かした。彼女は、「ツアーはステージでいろいろ試すのに最適だった」と説明している。

 ケイド・ゴットリーブ(Kade Gottlieb)ことGottmikがメイクをした大物有名人はアリアナが初めてではなく、過去にカイア・ガーバーやハイディ・クルムと仕事をしたことがあり、2020年のハロウィンに話題をさらったリル・ナズ・Xによるニッキー・ミナージュのコスプレをプロデュースしたのも彼女だ。

アリアナ・グランデ、r.e.m. beauty製品をメイクアップ・アーティストのGottmikと紹介