株式会社アトム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青井茂)は、アートの力で不動産に新たな価値転換を図り、都市の活性化に挑戦する「A-TOM ART ACTION(アトムアートアクション)」の一環として、リアルとバーチャルの両空間で150点以上の作品を展示・販売するNFTアートフェア「Meta Fair #01」を2022年3月11日(金)~3月13日(日)に東京都千代田区有楽町で開催いたします。
「Meta Fair #01」は現代アートの第一線で活躍する20組の現役アーティストたちがNFTの専門家たちと手を組み、開催するNFTアートフェアとなります。本アートフェアでは「NFTを活用したアートとは何か」という問いに作家が改めて向き合い、無形資産に価値をもたらすNFT技術の可能性を提示いたします。

  • Meta Fair #01について

本アートフェアを企画運営し自身も出展作家として作品を展示する丹原健翔が声をかけ集まった20組の現役アーティストたちが、150点以上の新作(※)をリアルとバーチャルの両空間で同時に展示・販売いたします。会場には下記3つのプログラムを用意しています。
※エディションのカウントにより点数は異なります。

1.現代アートの第一線で活躍するアーティストによるNFT 作品の展示

すでに現代アート市場で活躍するアーティスト、クリエイター、建築家が、新作となるNFT 作品を展示します。
<参加アーティスト一覧>
会田寅次郎/相澤安嗣志/岩村寛人/ M4K3/岡田裕子/鎌田美希子/ KUSAMURA MAD RAT/
小山泰介/佐藤浩一 + 梅沢英樹/丹原健翔/築山礁太/東城信之介/戸田沙也加/花咲草/
藤崎了一/藤元明 + 徳永雄太/MICHAEL RIKIO MING HEE HO/松田将英/三野新/山本華
五十音順)

2.DIGITAL WALLET BOOTH
NFT 作品を所有するために必要なデジタル口座の開設カウンターを設置します。
※会場においてアンケートにご回答頂いた方を対象とさせて頂きます。

3.VIRTUAL EXHIBITION
永山祐子建築設計によるバーチャル美術館での展示を同時開催いたします。会場内に設置するVRヘッドセットからアクセスし、バーチャル会場でしか観られない作品も展示予定です。

上記の他、会期中にトークセッションも開催いたします。
詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://re-view.io/metafair-01 ■企画趣旨
「Meta Fair #01」は、現代アートの第一線で活躍する20組の現役アーティストたちがNFT の専門家たちと手を組み、ファインアートとしてNFT と向き合う、“日本初”のNFT アートフェアである。「NFT アート」の市場がファインアートのシーンと乖離してしまっている現在、NFT という技術媒体が現代アートにとってどのような意義をもつのかが問われている。
世の中の”メタ”な世界への期待の中に芸術の価値は所在するのか。
フィジカルとバーチャルの共存する近い未来、現代アートはどう立ち振る舞うべきか。
本アートフェアは、そのような問いに作家として向き合う試みであり、社会へその問いを投げかける狙いでもある。
−キュレーター、作家、アマトリウム株式会社代表取締役 丹原 健翔
写真:野本ビキトル(METACRAFT)提供:e-vela.jp
丹原健翔(たんばら・けんしょう)
1992年東京生まれ。キュレーター、作家、アマトリウム株式会社代表取締役。ハーバード大学美術史卒業後、展覧会企画やアーティストマネジメントに携わる。アートスペース新大久保 UGO 立ち上げ。主な展覧会に森山大道展(19年、kudan house)、未来と芸術点(19年、森美術館、作家として)、ENCOUNTERS(20年、ANB Tokyo)、Dream Play Sequence(21年、富山県美術館内レストラン「BiBiBi&JURULi」)など。
  • A-TOM ART ACTION とは
株式会社アトムは、「IMAGINE,100 YEARS」というビジョンを掲げ、100年後も残る文化とは何かを想像しながら、不動産ビジネス、投資ビジネスを軸に、アート、スポーツ、食の文脈から今ある資産を再定義し新たな価値転換に挑戦しています。
「A-TOM ART ACTION」は、アートの観点からビジョンを実現する活動です。これまでに旧公務員宿舎をリノベーションした複合文化施設「コートヤードHIROO」において、若手アーティストによる展覧会や東京藝術大学と共に創設したアワード「A-TOM ART AWARD」を企画・実施してきました。また、富山県美術館内レストラン「BiBiBi&JURULi」では、土地の文化や風土にインスパイアされた作品を店内に展示し、アートと市民を繋ぐ場を提供するなど、不動産の価値をアートが持つ力で高める活動を行っています。2021年12月からは「ソノ アイダ#新有楽町」を運営し、アーティストが持つ独自の視点が街に刺激や気付きをもたらし、今後の新たな価値観に繋がるよう運営を行っております。
株式会社アトムHP https://a-tom.jp/
  • ソノ アイダ#新有楽町について
2015年よりアーティストの藤元明が中心となり行ってきた「ソノ アイダ」は、取り壊し予定の建物や空き物件などをテンポラリーな空間メディアとして活用するアートプロジェクトです。約1年半の期間中には、ビジネスマン向けのアートスクール(*詳細は後日発表)など、様々なコンテンツを予定しています。コンテンツの一つであるアーティスト滞在制作企画ARTIST STUDIO では、常時2~3名のアーティストが制作環境を本空間内に移設し約1ヶ月半の間、公開制作を行い、その後に作品の展示、販売を行います。
ソノ アイダ HP https://sonoaida.jp/
藤元明(ふじもと・あきら)
1975年東京生まれ。アーティスト。人間では制御出来ない社会現象をモチーフとして、様々な表現手法で作品展
示やアートプロジェクトを展開。主なプロジェクトに「ソノ アイダ」、「TOKYO 2021」、「陸の海ごみ」、「NEWRECYCLE(R)」、広島―New York で核兵器をテーマに展開する「ZERO PROJECT」「FUTURE MEMORY]など。

主催 :株式会社アトム
企画 :ソノ アイダ実行委員会
協力 :三菱地所株式会社
機材協力:BLACK+DECKER / DEWALT / LENOX / IRWIN
  • EXHIBITION「Tempered Temporality 一瞬のカタチ」
ARTIST STUDIO#2 のアーティストは、「Meta Fair #01」でもNFT 作品を展示する、相澤安嗣志、岩村寛人、マイケル・ホーの3名です。グループ展のキュレーションに、インディペンデント・キュレーターの宮澤佳奈、吉井えりかエリカ・ドレスクラ―の3名を迎え、「ソノ アイダ#新有楽町」から生まれた成果をご紹介します。
初日3/4(金)は17時からマイケル・ホーによるパフォーマンスが行われます。
相澤安嗣志(あいざわ・あつし
1991年神奈川県生まれ。2011年多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻入学、2015年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース卒業。幼少期を里山で過ごした経験から、自然と人間が交わる境界領域などに価値を見出し、自然物、工業製品、素材の変容や現象を用いて平面作品や彫刻などを構成し多様な実践をしている。
岩村寛人(いわむら・かんと)
1985年東京生まれ。 ロンドンAASchool of Architecture(AA スクール)で建築を学ぶ。その後、建築製図の
延長として発案した「A_Maze」という画法を元に画家としての活動を始める。 近年は抽象建築/原始的モニュメ
ンタリズムを題材としたコンクリート彫刻の制作や、建築家として空間・立体・平面の媒体を縦横にクロスオーバ
ーする作家活動を展開している。
Michael Rikio Ming Hee Ho(まいける・りきお・みん・ひー・ほー)
1996年、アメリカ・ハワイ島で生まれ、同島で育つ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)芸術学部で美術を学び、2018年に最優等賞を取得して卒業。美術学⼠。2018年、大学卒業後まもなく拠点を東京に移し、東京と香港で作品の発表を開始。視覚意味論と疑似教訓主義に焦点を当てた絵画や彫刻にアメリカのポップカルチャーを取り入れ、見る者との間に活発な対話が生じるような、より複雑な絵画の可能性を追求している。

Tempered Temporality 一瞬のカタチ
一時的であることは、アーティスト・イン・レジデンスにとって不可⽋な要素だ。作家はある一定の期間、日常と異なる状況に身を置くことで、作品や自身に変化(或いは不変)を見出す。ビジネス街の中心に期間限定で作品制作の現場を移設する「ソノ アイダ #新有楽町」は、凝り固まった社会空間に亀裂を入れると同時に、作家それぞれの、そしてスペースそのものの一時的な時間が重層的に存在する場でもある。
相澤安嗣志は、塗料と混ぜた鉄粉や発泡ウレタンといった、環境的作用や化学反応によって刻一刻と変容する素材とのコミュニケーションにより、その一瞬のカタチを作品に昇華する。彼の作品は絵画や彫刻というかたちを取りながら、そのメディウムは共通して時間の経過だと言える。
岩村寛人の作品は、型枠という元来、建築において液状材料を空間に誘導し成形する器を使うことで、「視る」という行為を「空間」に満たし、鑑賞者自身を作品の主体とする方法を模索する。そのプロセスに不可⽋でありながら、完成した建築物においては全体の一部となり、役割を終えて姿を消す素材や部品たち。社会空間の不可視部分を作品の中で可視化することで、岩村は人間がモノに与える時間の恣意的、かつ暫定的な性質を炙り出す。
これまで絵画を活動の軸としてきたマイケル・ホーは、本展ではテキストを中心としたパフォーマンス作品を発表する。中にいる作家の実態を曖昧にする半透明のビニールテントの内側から即興で直接書かれるテキストは、鑑賞するタイミングによって形様を変え、暫定的な時間の集積そのものが作品として捉えられることを示唆する。
アプローチも目的も異なる3 人の作家の時間たちは、重なり合い、すれ違い、化学反応を起こす。「そ
の間」の一瞬にのみ起こり得る現象を、ぜひ目撃して欲しい。
− キュレーター:宮澤佳奈 吉井えりか エリカ・ドレスクラー
日時 :2022年3月4日(金)~3月6日(日) 13:00-20:00※初日3月4日(金)は17:00-20:00
会場 :ソノ アイダ#新有楽町
住所 :東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル112 区画
企画 :ソノ アイダ実行委員会
キュレーション:宮澤佳奈 吉井えりか エリカ・ドレスクラ―
主催 :株式会社アトム

ARTIST STUDIO 予定アーティスト】
第3期:やんツー/水戸部七絵 (2022年3月16日~2022年4月24日予定)
第4期:藤崎了一/Hogalee (2022年5月10日~2022年6月26日予定)

【会社情報】
会社名:株式会社アトム
所在地:東京都千代田区麹町4-4-7 アトム麹町タワー
代表者:⻘井茂
設 立:1959(昭和34)年1 月
事業内容:不動産事業 / 投資事業 / 人材紹介事業
電話番号:03-5210-8855
HP:https://a-tom.jp/
不動産ビジネス、投資ビジネスを軸に、アート、スポーツ、食の文脈から今ある資産を再定義し、「地方覚醒」を手掛けています。この時代に生きる一人ひとりの想いや情熱を敏感に受け止めながら、100 年後も残る文化とは何
かを想像し、世界を舞台に様々な分野でひとつひとつ足跡を残すために、これからも挑戦を続けていきます。

【本件に関するお問合せ】
株式会社アトム 担当:久保田・今井
MAIL:info@a-tom.jp

配信元企業:株式会社アトム

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