2022年2月24日から続いている、ロシアによるウクライナ侵攻。
ウクライナの各地で戦闘が行われ、両国の公表する数値に違いはありますが、合わせて数千人の死者が出ているとされています。
今回の戦いを受け、日本を含む世界各国から平和を願う声が上がりました。
ロシアとウクライナの情報戦を受け、藤井貴彦アナが思いを明かす
同年3月3日に放送された、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でも、ロシアのウクライナの情勢について特集。
ウクライナでは都市部を中心に、家屋が破壊されるなど大きな被害を受けているといいます。
そして、戦いが起こっているのは戦地だけではありません。インターネット上でも、情報戦が行われているのだとか。
戦いを有利に進めるため、SNSではフェイクニュースが流れることも。また、士気に影響が出るとして、各国では自軍の被害についての情報を規制しているといいます。
繰り広げられる情報戦について、藤井アナウンサーは視聴者に向かって、このように思いを伝えました。
news every. ーより引用ロシアのみなさんには直接は届かないのかもしれませんけども、遠くにいる日本で私たちがこういう情報をみなさんにお伝えし続けていることによって、日本の中にもロシアの方はいらっしゃるでしょうし、ウクライナの方もいらっしゃると思います。
その人たちが、もしかするとロシアなりウクライナなりに「こういうふうに伝えられてるよ」っていうのを、伝えることもできると思うんですよね。
ですから私たちは、遠くの国にいますけども、これ(ニュース)を知ることによって、「無駄だ」って思わないで、知り続けること、関心を持ち続けることがとても大切だと思います。
ネットの情報規制によって、自国の現状を知ることができずにいる人が多く存在している、ロシアとウクライナ。
日本でも、今回の戦いに関するフェイクニュースが拡散され、問題視されています。
インターネットというツールがあれば、どれだけ戦地から離れた場所にいても、フェイクニュースによって加担してしまう可能性があるでしょう。
藤井アナは、「そんな現状だからこそ、日本では正しい情報を発信し続け、多くの人が関心を持ち続けることが重要である」と、視聴者に向かって説きました。
番組を見ていた人からは、藤井アナのコメントに共感する声が上がっています。
・藤井さんの誠実な人柄がよく出ているコメント。心に響きました。
・報道に携わる人として、本当に素晴らしい考えだと思う。
・「自分に何ができるのか」と無力さをなげいていたけど、関心を持ち続けるのが大事なのだとハッとした。
海外の出来事のため、関心のない人もいるかもしれません。また、つらい気持ちになってしまうため、あえて情報を遮断している人もいるでしょう。
しかし、1人でも多くの人が今起こっている出来事から目をそらさずに考えることで、きっと未来につながるはず。
藤井アナのメッセージは、多くの人に「今、自分がすべきことはなんなのか」と考えさせてくれたようです。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- news every.
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