フリーアナウンサー・高橋真麻2月25日放送のラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYO FM)に出演し、かつてハマっていた占いに頼るのをやめた理由を明かした。

 この日、プライベートでも焼肉に行くほど仲がいいという同い年のお笑いタレントサンシャイン池崎とともに出演した高橋。「池崎さんと出会って、私の人生観変わったんですよ」といい、「私、占いがめちゃくちゃ好きで、今まで結構、占いにお金を注ぎ込んできたし、占いに左右されてたし」と告白。

 また、「特に自分が恋愛で悩んだ時とか失恋した時なんて、当たる(占い師がいる)って聞いたら、どんな地方までも、そして、どんな高くても占いするくらい凄い傾倒していた」と語った。

 そんな中、自分と同じ1981年10月9日生まれの池崎と知り合い、占いに対する見方も一変。「池崎さん、全然、私と違うじゃん。キャラクターも生い立ちも環境も考え方も、人としても全然違うのに、占いって生年月日を言って、同じことを言われるってことだよね」との思いに至ったという。

 高橋は続けて「ということは“占いって当たらないじゃん”って思って、そこから占いにお金を払わなくなった」と説明。さらに、池崎とは血液型もO型で同じだといい、「だから、根は真面目とかは合ってるかもしれないけど、歩んできた人生とか恋愛経験も全然違うじゃない? 生年月日でみる四柱推命とか、否定するわけじゃないけど、違うって思って」「本当にそれ(池崎との出会い)で人生が大きく変わって、自分の人生は占いじゃなくて自分で決めようと思って」と語った。

「両親が俳優の高橋英樹と小林亜紀子という裕福な家庭に育った真麻とは対照的に、池崎は実家の工場が2度の火事に遭うなど、壮絶な貧乏生活を強いられた真逆な生い立ちです。それにもかかわらず、2人は多くの占いで診断材料に用いられる生年月日や血液型が全て一致。正反対な境遇を生きてきた池崎と、同じアドバイスを受ける可能性を疑い、以降は占いをやめたといいます。ネットでは、そんな真麻に対し、『気付きがあってよかった』『何かに頼りたくなる気持ちもわかるけど、気にしないで生きる自由もある』『遅いけど、気付かないよりはいいだろう』『常に占いありきで生きていくのは、自分が何のために生きてるのか本末転倒になっちゃうからね』などの声が出たほか、『誕生日以外が正反対の人にちゃんと会うっていうのがポイントよね』『めっちゃわかりやすい例ですね笑 これで目覚める人もいるのでは』『そんな当たり前のことに気付くのに40年近くかかったのか』など、様々な反響が寄せられました。

 真麻は、2018年12月に結婚した夫とは、5年ほどの友人関係を経て、慎重に吟味した上で交際へと発展。しかし、2016年12月放送の『7時にあいましょうSP』(TBS系)では、占い師・ゲッターズ飯田から、『2017年に結婚相手が固まる』と告げられるも、“今交際中の男性か”を問うと、『この方じゃないと思います』との返答が。これに真麻は『どうしよう、どうしよう。えー! ヤダヤダ!』と動揺していましたが、結果的にはその男性と結婚し、幸せに過ごしています。そうした出来事もまた、真麻を占いから卒業させた要因の一つだったのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 池崎との出会いは、真麻にとって非常に大きなターニングポイントだったと言えそうだ。

(木村慎吾)

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