ロマン・アブラモビッチ氏によるチェルシー売却の決断は所属選手たちにとっても衝撃の一報だったようだ。

チェルシーは2003年からロシア人富豪のアブラモビッチ氏がオーナーに。以降、積極的な投資で力をつけ、イングランド有数のビッグクラブに成り上がると、19年間でプレミアリーグチャンピオンズリーグをはじめ、数々のタイトルを手にした。

だが、ロシアウクライナに軍事侵攻を始めると、主導者のウラジーミル・プーチン大統領との近しい関係から、アブラモビッチ氏もイギリスでの立場が悪化。資産凍結などの制裁が科される恐れが浮上なか、2日にクラブの売却方針を表明した。

思わぬ形でのアブラモビッチ体制の終焉に様々な声が上がるが、チーム内でも急転直下の出来事だったという。イギリス『talkSPORT』によると、フランス代表MFエンゴロ・カンテイギリススカイ・スポーツ』で選手間での驚きを認めた。

「準備していなかったし、あっという間のことだった。でも、僕らにできるのはこれまで通り、ベストを尽くすこと。こういったことは制御できないしね」

「つまり、僕らやクラブ、ファンのために最高のフットボールをやることと、物事の進捗状況を見守ること。僕らがコントロールできるのはそれしかない」

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