トライワース株式会社(本社:東京都練馬区石神井台4-7-29/代表取締役 芹澤慶行)は、丹後に住む高校生の「地元の海に眠る遺跡を見つけたい!」という想いを叶えるためのプロジェクトを水中考古学学者様や海洋調査会社様と共同で株式会社CAMPFIREが運営するクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて2022年3月4日(金)より始動することを報告いたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/517122?list=search_result_projects_popular

  • 「多くの水中遺跡が未発見の日本」

海岸線の長さは約3万キロで世界で6位。海の広さも世界で6位という海洋国家で日本には万単位で水中遺跡が眠っている可能性があると言われています。

しかしながら、現在登録されているのはたったの387件しかありません。

水中遺跡天国である日本ですが、確実に成果の出る研究や先例となる調査事例がないと研究が進まず、マニュアルやガイドラインがないと手を出したがらないことがあり、また多くの人が水中遺跡の存在を知らないということもあって水中遺跡の発見が少ないと言われています。


「丹後の海の底にも遺跡がある…地元の海に眠る遺跡を見つけたい!」

そんな想いを持った高校生が始めたプロジェクトで、その想いに共感した水中考古学者や遺跡探査の専門家が参戦し丹後水中考古学プロジェクトが始まりました。

クラウドファンディングは丹後の海に存在する水中遺跡の調査資金を集める目的で高校生を含め、当社が水中考古学者や遺跡探査の専門家と共同で実施いたします。


丹後は京都府の最北部に位置し、東は舞鶴市、西は兵庫県豊岡市、南は福知山市に接する地域の総称です。
自然豊かで間人ガニや久美浜の牡蠣、丹後とり貝などの美味しいものもたくさんある”海の京都”です。
日本三景である天橋立などが有名です

  • なぜ丹後で調査するのか。

丹後は古代から近世まで続く日本海交易の中心地。大陸との交易も盛んに行われていました。

台風や津波などの自然災害も少ない地域なため、水中遺跡がそのまま残されている可能性が高い。

そして、現在は開発がほとんど行われておらず、太古の海の様子をそのまま残しているところもあります。

そんな水中遺跡の発見のポテンシャル三拍子揃った丹後ですが、水中遺跡調査がほとんど行われたことが無いことが丹後で調査をする決め手になりました。

  • どんな調査を行うのか。

海の上からは音波調査などの海洋探査機器を、海の中からは水中ドローンを使用して映像や記録に残します。
イルカクジラが音波を使うように、人間も音波を使い海底面を調べます。

また、闇雲に水中調査を行うわけではなく、世界の水中遺跡の発見事例からもあるように、漁師さんによる情報や開発に伴う事前調査、そして文献資料などから場所の特定を行います。

ただ日本にはこのような調査の体制が整備されていないので、今回は丹後水中遺跡ポテンシャルリストを作成した後、様々な海洋探査機器を使用し海底を探査し遺跡の確認を目指します。

  • 本プロジェクトメンバープロフィール
あや 丹後の高校生
水中考古学の魅力を発見し、自らプロジェクトを発案。丹後を調査する過程で丹後の持つ魅力をアピールし、地元の活性化を計る目的もあります。

京丹後市未来チャレンジ交流センター roots
高校生や地域の方が集い、新たなチャレンジができる居場所。”やってみたい”を言葉にして壁に貼ることで可視化し、地域内外の大人も巻き込みながら、プロジェクトベースの伴走支援を行っています。丹後の現地コーディネートも、一部行っています。あやのサポートを地元から。 https://www.roots-kyotango.com/

佐々木蘭貞(ランディ)一般社団法人うみの考古学ラボ 代表理事
当プロジェクトの研究主体。文化庁の水中遺跡調査検討委員会にもかかわり、日本の水中遺跡調査の体制整備のために様々な活動を行なっています。福岡県相島沖では平安時代の瓦が集積した遺跡を発見しています。丹後で、水中遺跡を見つけることに全力で取り組みます。 https://www.umilabo.or.jp/

石村智(国立文化財機構 東京文化財研究所)
海洋考古学者。著書『よみがえる古代の港―古地形を復元する』(吉川弘文館、2017年)では丹後地域の古代の港についてもあつかっている。またNPO法人アジア水中考古学研究所(ARIUA)のメンバー(上席研究員)として水中考古学にもたずさわり、これまで沖縄県の西表島、長崎県の対馬、オセアニアパラオ共和国で水中文化遺産の調査をおこなった経験がある。考古学調査で協力します。

株式会社 ウインディーネットワーク
海洋調査会社ウインディーネットワークは、幅広い専門知識、最先端技術を開発・研究・習得しており、学術調査、工事用計測、水産漁業用調査、ダム堆砂測量、水中考古学等、多くの分野で活躍しています。サイドスキャンソナーや磁気探査など様々な探査機器を保有し、また独自技術の開発も行なっており、様々なプロジェクトを通して学術調査や町おこし事業などにも協力しています。丹後の調査では、様々な水中探査技術のノウハウを考古学者に提供します。https://www.windy-net.co.jp/index.html

トライワース株式会社
代表含め創業メンバーは全員21歳の最年少水中ドローン企業。トライワース株式会社は、水中ドローンの浸透・一般化に向けて活動を展開しています。皆様一人一人にフォーカスし 挑戦するきっかけを提供することで、一人一人の人生に革命を起こし、豊かにしていくことを理念に掲げています。 皆様がこぞって水中ドローンで水中を覗く。そんな世の中を実現することを全力で目指して参ります。
https://try-worth.co.jp/
  • プロジェクト概要

プロジェクト名:【高校生の挑戦】丹後の海で水中遺跡を見つけたい。
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/517122?list=search_result_projects_popular
期間:2022年3月4日4月30日
目標金額:3,000,000円

リターン一例
・プロジェクトサポーター
・プロジェクトドキュメンタリー動画のお渡し
VRゴーグルを付けて水中ドローン体験
・ドローン空撮体験
etc

  • 会社概要

会社名:トライワース株式会社
所在地:東京都練馬区石神井台4-7-29
代表者:芹澤 慶行
設立:2021年6月2日
URL:https://try-worth.co.jp/
事業内容:ドローン事業/動画制作事業/メディア運営事業

  • お客様からのお問い合わせ先

《トライワース株式会社》
TEL:03-4400-9858
e-mail:info@try-worth.co.jp

  • 本リリースに関する報道お問い合わせ先

《トライワース株式会社 ドローン事業部 芹澤 慶行》
TEL:03-4400-9858
e-mail:info@try-worth.co.jp

配信元企業:トライワース株式会社

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