芸能人が政治家になった例は、これまでに数多くあるものだ。タレント議員と呼ばれる彼らのことを、あまり良く思っていない人もいるだろう。
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■「タレント議員に反対」4割も
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,798名を対象に調査したところ、全体の40.9%が「タレントが政治家になるのは反対だ」と回答した。
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■政治理念もないのに
性年代別では、男女ともに年代が高くなるほど割合が増えている。
これまで多くのタレント議員を見てきて、評価できないと思っている人が多いようだ。
「これまでたくさんのタレントが政治家になったけれど、『この人は、政治家になってよかった』と思える人はいない。もうこれ以上、タレント議員を増やさないでほしい」(60代・女性)
「有名人であれば、政治の世界から声がかかることもあると思う。ただそれに乗せられて、なんの政治理念もないのに立候補するのはおかしい」(40代・男性)
■立憲民主党の蓮舫議員も
立憲民主党の蓮舫議員も、タレントとして活躍していた。
「蓮舫議員もタレントだったし、中には政治家として成功する人もいると思う。ただほとんどの場合は、お飾りみたいな立場の人ばかりだけれど」(50代・男性)
タレントとしての立場が薄らいだときに、立候補するパターンが多いとの意見も。
「本当に政治をやりたいのであれば、立候補するのもいいと思う。ただほとんどの場合は、タレントとしての立場が薄らいできたところに話が舞い込んできたパターンが多そう」(40代・女性)
■タレントの知名度だけでは
タレントというだけでは、票が集められないとの意見もある。
「これまでの経験から、タレントの立候補に対して嫌悪感を抱く人が増えているように思う。芸能人の知名度だけでは、当選するのも難しくなっている気がする」(30代・女性)
「タレントだからといって、票を集められる時代ではないと思う。それでもタレントに立候補をお願いするのは、どういう意味があるのか…」(40代・男性)
タレント議員に対して、あまり期待できないと思っている人も多いようだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年12月23日~2019年12月18日
対象:全国10代~60代の男女1,798名 (有効回答数)
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